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さくらんぼの中でも、味わい、色、つやとおもに王様といわれる最高品種「佐藤錦」。 この「佐藤錦」は、1912年(大正元年)に山形県東根市の佐藤栄助氏によって 品種改良され、氏の功績を称え、「佐藤錦」と名づけられました。 改良は、味は良いが日持ちが悪い「黄玉」と、日持ちは良いが固く酸味の強い「ナポレオン」をかけあわせることから始められました。
「従来のさくらんぼでは、酸味が強くて日持ちが悪く、出荷の途中に腐ってしまう。たくさんの人に食べてもらえるように、なんとか改良しなくては」という佐藤氏の強い情熱とたゆまぬ努力によって、 改良から11年後の1923年(大正11年)にみごと実を結ばせたのです。 現在、この佐藤錦発祥の果樹園は 佐藤果樹園さんに受け継がれ、「元祖佐藤錦」の美味しさを変わらずに多くの人に届けています。
世界で栽培されているさくらんぼの品種はなんと1300種以上! 山形では30種類前後の品種が栽培されているといわれています。近年では、山形でもさくらんぼの王様「佐藤錦」に引けを取らない新品種が数多く誕生しています。
「ナポレオン」に「黄玉」を交配して生まれた品種です。さくらんぼの王様とも呼ばれており、さくらんぼの最高品種といわれています。 酸味も適度にあり、甘みと酸味のバランスが良いです。 収穫時期 6月中旬から下旬
「佐藤錦」と「天香錦」を交配して生まれた新しい品種。 果実の大きさは8〜9グラムと大粒で、果肉も硬く、他の品種に比べて日持ちもします。 酸味は少なく、糖度は20%前後。甘みが強く、濃厚な美味しさで、佐藤錦に次ぐ品種として期待されています。 収穫時期 6月下旬から7月上旬
「ナポレオン」の実生から育成された山形県園芸試験場生まれの品種。 色付きはあまりよくありませんが、実の大きさが佐藤錦と比べても大きく、収穫が7月上旬まで行われていることから、お中元の贈り物として人気があります。 果実は大玉で、果肉はしっかりとしていてジューシーな味わいです。 収穫時期 6月下旬から7月上旬
栽培がとても難しいため、非常に希少性が高い「黄色いさくらんぼ」。 果実は大きく、果肉は締まりがあり、食べ応えのある品種です。酸味はほとんどなく、さっぱりした甘さが広がります。 収穫時期 6月中旬から下旬頃
「佐藤錦」と「セネカ」を交配してできた品種。 糖度は15度程度。酸味が少なく、甘みが強く、さっぱりとした味わい。他の品種に比べて果汁が多く、ジューシーな味わいが人気です。 果肉は赤色で、果皮はやや濃いめに色付きます。 収穫時期 6月上旬
佐藤錦の親で、18世紀はじめからヨーロッパで栽培されている人気品種。 佐藤錦と比べて酸味が強く、はっきりとした味を出しやすい為、缶詰めなどの加工用に広く用いられています。 もちろん、完熟したものは生食としても甘みと酸味のバランスがあり、おいしくいただけます。 収穫時期 6月下旬から7月上旬
「佐藤錦」と「ビック」の交雑により育成した品種。 果実は10グラムと大きく、食べごたえがあります。糖度が非常に高く、甘みと酸味のバランスが良いです。果汁も多く、ジューシーな味わいです。 収穫時期 7月上旬
さくらんぼシーズン最後に出回る晩成品種。 果実は10gと大粒で、果肉がかたく、しっかりとした食感です。 糖度が高く、酸味は少なめ、果汁が豊富で甘みが強く、食べ応えがあります。 収穫時期 7月上旬
ほかの果物にも品質のランクがあるように、さくらんぼにも等級があります。 山形県では高品質のさくらんぼを出荷する為に基準を設けています。 さくらんぼの等級には「秀」「優」「良」があり、大きさや着色の割合によって選別されます。 味や見栄えを大きく左右する着色割合ですが、佐藤錦は着色面積が50%以上のものから等級分けされています。 その為、さくらんぼ農家さんでは、様々な努力が行われています。実にしっかりと日が当たるように木の下に反射材を敷いたり、間引きを行って選ばれた実に集中して栄養を行き渡らせたりなど、大きく、味良く、大切に育てています。
佐藤錦の収穫のピークは約2週間。 その2週間のために1年がかりでさくらんぼの栽培は行われています。 雪が残る2月から枝を切る剪定を行います。 その後芽かきという作業を行い、 できるだけ栄養が一つ一つの実に行き渡るようにします。
はるか西の国からやってきたさくらんぼ さくらんぼの原産地はトルコにあるといわれています。 さくらんぼの産地である寒河江市は、原産地のトルコのギレスン市と姉妹都市の協定を結んでいます。 トルコで生まれたさくらんぼは、徐々にその生育範囲を広げ、紀元前にはヨーロッパ一帯に広がり、品種改良されて20世紀にはアメリカ大陸へと渡りました。 全国生産量の約7割!山形に根付いたさくらんぼ 日本にさくらんぼが入ってきたのは、1860年(明治元年)、開拓使などによってアメリカから輸入されたと言われています。 山形には1875年(明治8年)に、東京から3本の苗木が入ってきました。 当時、全国各地でさくらんぼの栽培を試みましたが、霜害や台風被害などの自然災害、収穫時期が梅雨と重なり実が割れてしまい、ほとんどの地域で育成が失敗してしまいました。 そんな中、比較的自然災害の被害の少ない山形県周辺ではさくらんぼの生育に成功しました。その後、りんごや桃などの果物と共に山形県でさくらんぼ栽培が普及していき、今では山形県が全国生産量の約80%を占めるまでになりました。 山形で栽培されるさくらんぼの収穫量はなんと、全体の75.9%と山形県はダントツのシェア率を誇っています。
本当は「出羽錦」になるはずだった!? 当初、このさくらんぼは出羽国(山形県の旧名)にちなみ、「出羽錦」と名づけるところでした。 しかし、そのさくらんぼを食べた栄助氏の友人である苗木会社の社長が「砂糖のように甘い」と「佐藤さんが作った」という2つの意味を込めて「佐藤錦」と命名しました。 その後、もっと広まるようにと周辺の農家へ無償で苗木を分け、地域の農業振興に尽力されました。約100年経った今でも、変わらぬ味を守り続けています。
貧血や高血圧の予防にも! さくらんぼは美味しいだけでなく、1粒1粒に栄養を豊富に含んでいます。 鉄分やビタミンC、カリウムなどがバランス良く含まれており、高血圧や貧血の予防にも良いとされています。 特に鉄分は果物の中でもトップクラスに多く含まれています。鉄分はビタミンCと一緒に摂取することで吸収率が良くなるのですが、さくらんぼを食べることで一緒にビタミンCも摂取できるので貧血予防に効果的です。
さくらんぼコラム
「佐藤錦」について
さくらんぼの中でも、味わい、色、つやとおもに王様といわれる最高品種「佐藤錦」。 この「佐藤錦」は、1912年(大正元年)に山形県東根市の佐藤栄助氏によって 品種改良され、氏の功績を称え、「佐藤錦」と名づけられました。 改良は、味は良いが日持ちが悪い「黄玉」と、日持ちは良いが固く酸味の強い「ナポレオン」をかけあわせることから始められました。
「従来のさくらんぼでは、酸味が強くて日持ちが悪く、出荷の途中に腐ってしまう。たくさんの人に食べてもらえるように、なんとか改良しなくては」という佐藤氏の強い情熱とたゆまぬ努力によって、 改良から11年後の1923年(大正11年)にみごと実を結ばせたのです。
現在、この佐藤錦発祥の果樹園は 佐藤果樹園さんに受け継がれ、「元祖佐藤錦」の美味しさを変わらずに多くの人に届けています。
さくらんぼの種類について
世界で栽培されているさくらんぼの品種はなんと1300種以上! 山形では30種類前後の品種が栽培されているといわれています。近年では、山形でもさくらんぼの王様「佐藤錦」に引けを取らない新品種が数多く誕生しています。
●佐藤錦
「ナポレオン」に「黄玉」を交配して生まれた品種です。さくらんぼの王様とも呼ばれており、さくらんぼの最高品種といわれています。 酸味も適度にあり、甘みと酸味のバランスが良いです。
収穫時期 6月中旬から下旬
●紅秀峰
「佐藤錦」と「天香錦」を交配して生まれた新しい品種。 果実の大きさは8〜9グラムと大粒で、果肉も硬く、他の品種に比べて日持ちもします。 酸味は少なく、糖度は20%前後。甘みが強く、濃厚な美味しさで、佐藤錦に次ぐ品種として期待されています。
収穫時期 6月下旬から7月上旬
●南陽
「ナポレオン」の実生から育成された山形県園芸試験場生まれの品種。 色付きはあまりよくありませんが、実の大きさが佐藤錦と比べても大きく、収穫が7月上旬まで行われていることから、お中元の贈り物として人気があります。 果実は大玉で、果肉はしっかりとしていてジューシーな味わいです。
収穫時期 6月下旬から7月上旬
●月山錦
栽培がとても難しいため、非常に希少性が高い「黄色いさくらんぼ」。 果実は大きく、果肉は締まりがあり、食べ応えのある品種です。酸味はほとんどなく、さっぱりした甘さが広がります。
収穫時期 6月中旬から下旬頃
●紅さやか
「佐藤錦」と「セネカ」を交配してできた品種。 糖度は15度程度。酸味が少なく、甘みが強く、さっぱりとした味わい。他の品種に比べて果汁が多く、ジューシーな味わいが人気です。 果肉は赤色で、果皮はやや濃いめに色付きます。
収穫時期 6月上旬
●ナポレオン
佐藤錦の親で、18世紀はじめからヨーロッパで栽培されている人気品種。 佐藤錦と比べて酸味が強く、はっきりとした味を出しやすい為、缶詰めなどの加工用に広く用いられています。 もちろん、完熟したものは生食としても甘みと酸味のバランスがあり、おいしくいただけます。
収穫時期 6月下旬から7月上旬
●紅てまり
「佐藤錦」と「ビック」の交雑により育成した品種。 果実は10グラムと大きく、食べごたえがあります。糖度が非常に高く、甘みと酸味のバランスが良いです。果汁も多く、ジューシーな味わいです。
収穫時期 7月上旬
●大将錦
さくらんぼシーズン最後に出回る晩成品種。 果実は10gと大粒で、果肉がかたく、しっかりとした食感です。 糖度が高く、酸味は少なめ、果汁が豊富で甘みが強く、食べ応えがあります。
収穫時期 7月上旬
等級について
ほかの果物にも品質のランクがあるように、さくらんぼにも等級があります。 山形県では高品質のさくらんぼを出荷する為に基準を設けています。
さくらんぼの等級には「秀」「優」「良」があり、大きさや着色の割合によって選別されます。 味や見栄えを大きく左右する着色割合ですが、佐藤錦は着色面積が50%以上のものから等級分けされています。
その為、さくらんぼ農家さんでは、様々な努力が行われています。実にしっかりと日が当たるように木の下に反射材を敷いたり、間引きを行って選ばれた実に集中して栄養を行き渡らせたりなど、大きく、味良く、大切に育てています。
佐藤錦の収穫のピークは約2週間。その時の為に、1年間の努力を。
佐藤錦の収穫のピークは約2週間。
その2週間のために1年がかりでさくらんぼの栽培は行われています。
雪が残る2月から枝を切る剪定を行います。
その後芽かきという作業を行い、
できるだけ栄養が一つ一つの実に行き渡るようにします。
花が咲くとマメコバチや毛ばたきを使って受粉作業を行い、
実がしっかりなるようにします。
実がなりだしたころに摘果を行い、収穫する実だけに栄養がいくようにします。
こうしてようやく真っ赤に色づいたさくらんぼ。見た目だけでなく甘さが増したタイミングを選び収穫します。収穫のタイミングは天候との戦いでもあります。 収穫時期に雨が降ると実が割れやすくなるため、農家さんも社員も、天候の行方に細心の注意を払っています。
さくらんぼの歴史
はるか西の国からやってきたさくらんぼ
さくらんぼの原産地はトルコにあるといわれています。 さくらんぼの産地である寒河江市は、原産地のトルコのギレスン市と姉妹都市の協定を結んでいます。
トルコで生まれたさくらんぼは、徐々にその生育範囲を広げ、紀元前にはヨーロッパ一帯に広がり、品種改良されて20世紀にはアメリカ大陸へと渡りました。
全国生産量の約7割!山形に根付いたさくらんぼ
日本にさくらんぼが入ってきたのは、1860年(明治元年)、開拓使などによってアメリカから輸入されたと言われています。
山形には1875年(明治8年)に、東京から3本の苗木が入ってきました。
当時、全国各地でさくらんぼの栽培を試みましたが、霜害や台風被害などの自然災害、収穫時期が梅雨と重なり実が割れてしまい、ほとんどの地域で育成が失敗してしまいました。
そんな中、比較的自然災害の被害の少ない山形県周辺ではさくらんぼの生育に成功しました。その後、りんごや桃などの果物と共に山形県でさくらんぼ栽培が普及していき、今では山形県が全国生産量の約80%を占めるまでになりました。
山形で栽培されるさくらんぼの収穫量はなんと、全体の75.9%と山形県はダントツのシェア率を誇っています。
さくらんぼ小話
本当は「出羽錦」になるはずだった!?
当初、このさくらんぼは出羽国(山形県の旧名)にちなみ、「出羽錦」と名づけるところでした。
しかし、そのさくらんぼを食べた栄助氏の友人である苗木会社の社長が「砂糖のように甘い」と「佐藤さんが作った」という2つの意味を込めて「佐藤錦」と命名しました。
その後、もっと広まるようにと周辺の農家へ無償で苗木を分け、地域の農業振興に尽力されました。約100年経った今でも、変わらぬ味を守り続けています。
貧血や高血圧の予防にも!
さくらんぼは美味しいだけでなく、1粒1粒に栄養を豊富に含んでいます。 鉄分やビタミンC、カリウムなどがバランス良く含まれており、高血圧や貧血の予防にも良いとされています。 特に鉄分は果物の中でもトップクラスに多く含まれています。鉄分はビタミンCと一緒に摂取することで吸収率が良くなるのですが、さくらんぼを食べることで一緒にビタミンCも摂取できるので貧血予防に効果的です。