亀の尾のルーツを探れ!~亀の尾レポートその2~

亀の尾レポートその2です(o^∇^o)ノ

ここが水田品種“亀ノ尾”が発見されたといわれる神社・熊谷神社。

神社本殿

庄内町の立谷沢地区にあるこの神社。
樹々も大きく、荘厳な雰囲気が漂っています。

そんななか、熊谷神社の鳥居を入ってすぐのところに、
なにやら石碑が立っているのを発見☆

近づいてみてみると…

記念碑

亀の尾発祥の地の記念碑!

その隣には、「水稲品種亀之尾由来」という石碑も立っていました。

冷害の影響で、稲作が不良だった明治26年。

熊谷神社に参拝に来た亀治は、
ほとんどの稲が被害を受けている中で、
冷害の影響を受けず、元気に実を結んでいる3本の稲を発見。

研究に研究をかさね、
“亀の尾”という新水稲種を生み出したのだそうです。

なるほど、だから石碑が立っているわけですね♪

ちなみに、鯉川酒造さんによると、
亀の尾が発見されたのは、この石碑の裏手にある栗の木畑のあたりでは…?とのこと。

栗の木畑

この辺、昔は一体の水田だったらしく、
鳥居までの道も、細い畦道だったらしいですよ。

記念碑前の水田

さらに、石碑の前には、お手製の小さな水田が…!

「4月の例祭のときに、亀の尾を植えたんです」と宮司さん。

秋には、大きく成長し
実を結んだ亀の尾の稲穂を見ることができるかもしれませんね^^

* * *

ちなみに、熊谷神社は庄内地方の霊場のひとつ。

過酷な藩政に苦しむ人々を救おうと活躍し、
義民として名高い人物:熊谷三郎兵衛を祀る神社だとのこと。

多くの人から信仰されているらしく、
遠く秋田からわざわざ参拝にくる方もいるんだそうです。

近くには「東北一きれいな川」に選ばれたこともある立谷沢川も流れています。

立谷沢川
平成の名水百選にも選ばれている、
とっても綺麗な清流。

来るだけで癒される~~♪

荘厳な神社に綺麗な風景、
しかも霊場でも知られている神社ともなれば
多少遠くても、亀治がわざわざ参拝に出向くのも納得です。

続きは…亀の尾レポートその3へ

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亀の尾

庄内で生まれた幻の酒米「亀の尾」と、地下25mから汲み上げた井戸水で仕込んだ吟醸酒です。奥深い味わいと、華やかな吟醸香をお楽しみください。

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