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幻の米の復活

亀の尾

明治初期、 余目町 の篤農家、阿部亀治翁発見、育種した幻の米「亀の尾」。
ササニシキ・コシヒカリといった現在の有名品種の祖であり、素晴らしい酒米でしたが栽培の難しさから、昭和に入り途絶え、美味しさが語り継がれるだけの伝説の米となりました。

しかし昭和 56年、その「亀の尾」の発祥の地の地酒屋、鯉川酒造の先代社長が亀治翁のひこ孫・喜一氏によって守られていた亀の尾の種もみを譲り受け、杜氏自らが昔に近い田圃で栽培を行います。

3 年をかけてお酒を醸すことができるだけの量に増やし、初めて「亀の尾純米大吟醸」を復活させることができたのでした。


亀の尾は現在の米と違って、除草剤やリンなどの無機質肥料を受け付けず(与えると死んでしまうそうです)、とても栽培が大変です。
上流で農薬を使用した田から流れる農業用水ですら駄目なので、地下 25mから汲み上げた井戸水を使用して栽培されています。

収量は、他の米の 7 割ほどにしかなりませんが、酒好きの愛情、杜氏の情熱に支えられて、今なお作り続けられています。


■亀の尾 純米吟醸
「幻の酒米」と呼ばれ、マンガ『夏子の酒』のモデルとなった酒米『亀の尾』を100%使用して作られたお酒です。
華やかな香りと酸味ですっきりとした飲みごたえ。
冷や〜常温で、白身の魚と一緒にどうぞ。

■亀の尾 純米大吟醸
「亀の尾」を45%まで削り、低温で時間をかけて発酵することで
香り高く、米の旨みを引き出した
静かな味わい大吟醸に仕上げました。


■亀の尾 原酒
東北でも有数の清流域である、庄内町清川地区の
地下25mの井戸水を仕込み水として、
幻の酒米「亀の尾」を40%まで削って生まれたのが「原酒」です。

馥郁(ふくいく)とした米の旨み、香りをそのまま味わう、原酒の醍醐味をどうぞ。



おいしい飲み方・合う肴

冷や〜ぬる燗がおすすめ。
米の旨味がしっかりしたお酒なので、だだちゃ豆にピッタリです!だだちゃ豆は味が濃いので、薄口のやわな酒よりも、亀の尾の方がだだちゃ豆の味を受け止めてくれます。冬は鍋に最適です。

口に含むとふわっと広がる香りが、最後にすっと切れ、他に類を見ないひっそりと静かで奥深い味わいをご堪能下さい。




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