味良し、土に良し、地球に良し―― 「三方よし」実現に向けて 「農園貞太郎」さんのお米作りとは
酒田市市街地から20キロほど西に位置する酒田市松山地区。
この地は平野と中間山地の境にあたり、稲にストレスがかかりにくい穏やかな風と、ほどよい寒暖差に恵まれています。また、東は最上川の豊かな水、西は鳥海の森の奥にある田沢川からの良質な沢水が入ってくるため、水資源が豊富で、古くから良い米が採れると言われている土地です。
この地で曽祖父の代――約120年前から稲作を続けるのは「農園貞太郎(のうえんていたろう)」の専務・遠藤広道(えんどう ひろみち)さん。
現在は長男・久道(ひさみち)さんを代表として、次男の広道さん、三男の正道(まさみち)さんと共に2014年に「農園貞太郎」として法人化。
林業で培った地の利を活かし、米約40町歩(特別栽培米つや姫6町歩、特別栽培米雪若丸3町歩、はえぬき21町歩)、大根や赤かぶなどの野菜約100町歩を手掛けています。
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