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秋から冬にかけて楽しみになる、別名「果物の女王」とも呼ばれる山形の名産品の｢ラ・フランス｣。
清川屋では、11月の出荷に向けて、度々契約農家さんの畑へ生育状況の確認に行っています。
今回は山形県上山市にてラ・フランスや洋梨のメロウリッチなども育てているマルホ観光果樹園さんのもとに行ってきました♪
こちらは夏に訪れた時の堀さんのラ・フランス畑の様子。ラ・フランスの木が一定の幅で植えられているのがわかります。
マルホ観光果樹園さんのラ・フランスはぶどう栽培でも用いられる、均一な高さでラ・フランスを実らせることが出来る「棚づくり」で栽培されているため、たくさんの日光が果実に満遍なく当てられて育てられているんですよ。
「紐で引っ張って枝を棚につけるようにしないといけないので、棚づくりは大変です、時間もかかりますし……。でも、良い花芽がつくようになれば比較的簡単なんです。」
「今年は結実量は少なかったものの、実が大きく育ち、予想よりいい仕上がりになりました」（堀さん）
「パキパキッ」10月上旬、澄んだ空気の中、ラ・フランスを枝から手際よくもぎ取る小気味よい音が農園に響き渡ります。上山市にある堀拓也さんのラ・フランス畑は、収穫期を迎えました。この日は10人ほどが手際よく収穫の真っ最中。
もぎ取った実は傷がつかないよう、ひとつずつやさしくコンテナに詰め、作業所へ運ぶ作業を繰り返します。一日で、一人当たりコンテナ100個分、約1トンの実を収穫しなければ間に合いません。
収穫期を過ぎると品質に関わるため、急ピッチで作業は進んでいきます。
作業所では、ラ・フランスの重さによる仕分ける【重量選果】や、ラ・フランスの果実に傷が無いかを目視で確認して「特秀・秀・〇秀」などの等級にわける【等級選果】などの選別作業が行われます。
選別を終えたラ・フランスは巨大な冷蔵庫へ。
ラ・フランスは「樹に実っているうちは完熟しない」という特性をもっているため、2週間ほど「予冷」と呼ばれる熟成期間を設けます。
その後、貯蔵庫から出して常温の環境に置くことで安定した「追熟」が進み、ようやく甘い香りが漂い、とろける果肉のラ・フランスとして美味しく食べられるようになります。
「今年は、全体的に実の付きが少なくて、さらに7月は少雨で心配したけれど、秋は雨が適度に降ったので、予想よりも良い仕上がりになりました。」と穏やかな笑みを浮かべる堀さん。
堀さんは、ラ・フランスの実のデンプン量や糖度、実の硬さを含め、様々な数値を見て収穫のタイミングを見定めています。
「一度食べたら忘れられない…♪」
長年支持される美味しさの＜清川屋のラ・フランス＞
そんな農家さんが丹精込めて育てたラ・フランス、特に大玉ラ・フランスはリピーターのお客様も多く長年これ！と指名買いをしてくださる方が多いフルーツでもあります。
「清川屋さんのラ・フランスを知ってしまうと、やはり選ぶなら本当に美味しいものをと決めています。」
（東京都在住）
学生時代、恩師に山形県鶴岡市へ連れてこられたことがきっかけで清川屋さんを知り、それ以来25年ほど店舗や通販を利用しています。ラ・フランスとの出会いは「この季節に有名だから食べてみては？」と勧められたこと。形はいびつで何だろう？と思いましたが、食べてみると甘くてジューシーで驚いた記憶が今も残っています。
今では都内の百貨店でも見かけますが、清川屋さんの大きなラ・フランスを知ってしまうと、やはり選ぶなら本当に美味しいものをと決めています。
贈り先の皆さんも、香りや大きさを楽しみにしていて「すごい香り！」と食べている写真が届くのが恒例です。清川屋さんは品質へのこだわりもあり、生産者さんのことも大切にしているので、安心してお願いできます。食べ頃の日付が書いてあるしおりも入っているのでありがたいです。
食べ頃になったら冷蔵庫で冷やし、ゆっくり味わいながら特別感を楽しんでいます。とはいえ、あっという間になくなってしまうんですけどね。
最後に堀さんにラ・フランスの良さを伺ったところ
「他の果物には無い、とろける食感ですね。滑らかなジューシーさをぜひ味わって欲しいです！」と真剣な一言。
「今年はね、糖度が高いので甘くて美味しい年になると思います」と嬉しい一言もいただきました。まもなくの出荷が楽しみです♪
そんな堀さんの想いを一人でも多くのお客様に伝えるためにも
ラ・フランスの「今」の情報を、これからも随時発信していきます！
今年も皆さまのもとに、美味しいラ・フランスが無事お届け出来ますように……♪
