庄内柿は実は果物だけでなく、お酢としても親しまれているのをご存じですか?
今回「飲む酢庄内柿」を製造する酒田市の「マルノー山形」さんを訪ねました。
マルノー山形さんの前身は農業組合の食品部門で、創業から86年、地元の素材で味噌や醤油、酢を作っています。
今回は、柿酢がどうやってできるのか見てみましょう!
飲む酢 庄内柿
完熟させた山形県産庄内柿100%を使用して作った柿酢「飲む酢 庄内柿」。じっくりと熟成させること約2年、まろやかな味わいと芳醇な香りに仕上がりました。


庄内柿100%!おいしい柿酢ができるまで

どうして柿酢を作ろうと思ったんですか?

庄内柿は規格外や廃棄ロスが多いんです。
これを何か活用できないか?と昭和61年から柿酢の製造を始めました。

まずは庄内柿の収穫から。実が歪んでいたり傷が付いているものは柿酢用へ。
仕込みする庄内柿の量はなんと15t!!
そのすべてが山形県庄内産なんですよ。

巨大なステンレスタンクに柿を詰め込み、木製発酵蔵で2年間、発酵・熟成させます。

蔵内の酵母と酢酸菌を守るため、ここに入れるのは社内の数名だけ!外部の人は完全に立入禁止なんです。

発酵が進むとアルコール化し、やがて酸化していきます。2年熟成させることで、よりまろやかな味わいに。
「飲む酢 庄内柿」にする時は、りんごやハチミツ、ローヤルゼリー等を入れて甘く飲みやすくしています。

知ってる?柿酢の驚くべき効能
柿に含まれるカリウムは血行を促し、ポリフェノールは動脈硬化の予防に、アミノ酸は疲れやストレスのケアに役立つと言われています。
さらに、お酢の成分には血圧を整えたり、内臓脂肪や体脂肪を分解したり、食後の血糖値の上昇をゆるやかにする働きもあるそうです。
「柿酢」は、そんな柿と酢のいいところをぎゅっと詰め込んだ、体にうれしい健康食品なんですよ☺

柿酢のおいしいお召し上がり方
「飲む酢 庄内柿」1本には、庄内柿約3個分の柿酢が入っています。
おすすめの柿酢の飲み方は、水や炭酸水で3倍に薄める方法。1日1杯を目安にお召し上がりください。牛乳で薄めると飲むヨーグルトのような味わいに!原液をかき氷のシロップにしても美味しく召し上がれますよ。

個人的には牛乳割りが美味しかったです。
柿酢の酸味がやわらいで飲みやすい!
今回は清川屋で長年愛されている果実酢「飲む酢 庄内柿」についてご紹介しました!
なお、清川屋の飲む酢シリーズには、柿酢に山ぶどう果汁を加えた「飲む酢 山ぶどう」もございます。山ぶどうならではのすっきり爽やかな味わいが楽しめますよ。
詰合せもございますので、ギフトにはもちろん、ご自宅で飲み比べを楽しんでみるのもおすすめです。 まだ召し上がったことのない方も、ぜひ一度お試しくださいね☺