最高賞受賞「ががちゃおこわ」の制作秘話を聞いて味わう【お米と発酵のおいしい教室】開催レポート

清川屋 鶴岡インター店にて、2025年12月13日(土)に開催された特別記念イベント「お米と発酵のおいしい教室」をレポートでお届けいたします!
〉イベントの詳細はコチラ

山形のうまいものの頂点に!「ががちゃおこわ」

第6回山形のうまいもの「ファインフードコンテスト」にて、清川屋の「ががちゃおこわ」は最高賞である「山形のうまいもの食品大賞(山形県知事賞)」をはじめ、「主食部門 最優秀賞」「パッケージデザイン賞」の合計3つの賞を受賞しました。受賞記事はこちら〉
今回のイベントは、受賞を記念して開催したものです。

農と醸造のプロ直伝!おいしさのヒミツを聞く「特別授業」

「ががちゃおこわ」の受賞を記念して開催した本イベント。メインはなんといっても、生産者さんから直接お話を伺う「おいしさのヒミツ」特別トークです。

気になるトークはXからも聞くことができます 〉 

ゲストとしてお招きしたのは、もち米「でわのもち」の生産者であり、レシピ開発にもご協力くださった、株式会社 治五左衛門 代表取締役・石塚 寛一(いしづか ひろかず)さん。

そして、味の決め手となる「とびうおのつゆ」を手掛けられた、株式会社みどりサービス マルノー山形より、代表取締役社長・吉村 俊一(よしむら しゅんいち)さんと、食品部 開発営業課 課長・岩崎 正幸(いわさき まさゆき)さんのお2人。

清川屋の商品部部長 和嶋を交えた3人でトークイベントを行いました。  

こちらのゲストトークコーナーでは、清川屋の商品部部長・和嶋がスーツ姿から、おこわ製造時の作業着姿に着替えての登場。
まず話題に上がったのは、「ががちゃおこわ」誕生のきっかけについて。
実は「ががちゃおこわ」は、株式会社 治五左衛門(以下、治五左衛門さん)の代表・石塚さんのお母様が作った「だだちゃ豆のおこわ」に、清川屋スタッフが感動したことから始まりました。

当初、家伝のレシピを明かすことにためらいがあった石塚さんでしたが、「この美味しさを多くの人に届けたい」という清川屋の熱意に心を動かされ、レシピ提供や開発サポートを決意された、とのこと。

もちろん、藩主への献上米の歴史を持ち、寺田地区の粘土質が育む高品質もち米「でわのもち」が、品質の根幹を支えているというお話も……。

「とびうおのつゆ」にも使用するとびうおの干物も、実際にトークイベントに持ってきていただきました。

続いて、味の決め手について。
株式会社みどりサービス マルノー山形(以下、マルノー山形さん)からは、庄内地方で親しまれる「とびうお(あごだし)」の旨味が凝縮された「とびうおのつゆ」をご提供いただいています。
醸造メーカーとしての確かな技術で、おこわの自然な味わいを引き出したことが、今回のリニューアルの成功の鍵であることをお話いただきました。

当日はご欠席でしたが、同じくリニューアルの要となった株式会社鈴木酒造店・長井蔵の「本みりん 黄金蜜酒(こがねみつざけ)」についてもご紹介。
県外産の調味料に代わり、麹由来の濃密な甘さがだだちゃ豆やお米の風味を最大限に引き立てています。

地元の生産者が守る「土地ならではの郷土の味わい」と、醸造家の「確かな技術」、そして「清川屋の情熱」が融合して一つの大きな花を咲かせ、原材料の99.5%を山形県産で賄う「真の地産地消」の商品が誕生しました。
まさに「チーム山形」の絆と情熱の一品です。

トークイベントは清川屋の公式Instagramでもリアルタイムでライブ配信が行われていました。

お米と発酵の特産品を探せ!みんなでさがそう!清川屋で探検ビンゴ
子供も大人も大盛況!

参加者へ配布したビンゴカード 全部で16問、「お米」と「発酵」にまつわる商品についてのミッションが書かれてます。

イベント会場となった清川屋 鶴岡インター店には、実は、お米や発酵の技術を活かしたおいしい商品がたくさん並んでいます。
この機会に、山形の「お米」と「発酵」文化をもっと楽しく知ってもらうべく、【お米と発酵の特産品を探せ!清川屋で探検ビンゴ】を同時開催しました。

店内に並ぶ300品以上の特産品の中から、ビンゴカードの「ミッション(ヒント)」を手がかりに、対象商品を探し出す体験型イベント。
16マスあるミッションは、調味料からスイーツ、お惣菜まで多岐にわたります。(ビンゴ達成で素敵な景品もプレゼント!)

当日は小さなお子様はもちろん、大人のお客様も「せっかくならコンプリートしたい!」と熱中する姿が見られました。
実はこれ、意外と難易度が高く…… 「これって子供向けじゃないよね!?」
なんてお声もちらほら。(ちなみに、私・スタッフ白井もコンプリートに10分かかりました…笑)

参加されたお客様からは、
「だいたいの商品は知っているつもりでしたが、知らない商品が意外とたくさんあってびっくりです」
といった感想も寄せられ、参加したスタッフも「これも発酵食品だったんだ」「そういえば、これにも使われてる!」と、普段紹介していた商品に対して、お米と発酵についての見識を深めることができました。

店内に響いた「おこわで乾杯!」

トークイベント、探検ビンゴに並び、実はもう一つ盛り上がりを見せたのが【みんなでお祝い!「ががちゃおこわ」の振る舞い】
トークイベントで、山形・庄内の風土に育まれた食の物語を聞いた後に食べるおこわの味は、きっと格別・・その味わいをこの場に来てくださった皆様と共有したい!共に受賞を喜びたい!そんな思いで、スタッフ総出で、ほくほくに蒸かしたおこわを、お茶碗を使って可愛いサイズのおにぎりに!

待ちに待ったお振舞いの時間。
おこわに加え、ゲストのマルノー山形さんよりご提供いただいた「はら合わせみそ」のお味噌汁もセットでご用意。トークイベントのお客様だけでなく、店内にいらっしゃったすべてのお客様に、自慢の味を味わっていただくことができました。

準備が整ったところで、司会からアナウンスが。
「 本日は受賞記念として、皆様と一緒に「乾杯」をしてお祝いをしたいと思います。今日はせっかくですので、飲み物で乾杯!ではなく、ががちゃおこわで乾杯したいと思います!」

会場全員におこわが行きわたると、清川屋 商品部部長・和嶋の音頭に合わせて、
「おこわで、カンパーイ!」
という元気な声が店内に響き渡りました。

一口食べたお客様からは「やっぱりおいしい!」「何度でも食べたい!」
と嬉しいお声が上がり、会場は笑顔と和やかなムードに包まれました。

さらに今回は、お味噌汁だけでなく「はら合わせみそ」そのものの味を楽しんでもらえるよう、冷やしキュウリもご提供! お味噌汁とはまた一味違う、素材を引き立てるお味噌の味わいに、こちらも「美味しい!」と大好評でした。

山形の食文化を、もっと楽しく、もっと身近に…
そしてその魅力と奥深さを次代に!

今回のイベントでは、ゲストとしてお呼びした皆様の他に、偶然ご来店されたお客様にもその場で輪に加わっていただき、共に「ががちゃおこわ」の味を楽しんだり、小さなお子様にも、お米と発酵の食品を探してもらったり・・ 商品を通じて、私たちスタッフも、違う角度でお客様とコミュニケーションをとることができた、特別な一日となりました。

地域に根ざした特産品文化創造企業として、その魅力と奥深さを次代につなぎたい。そんな思いから開催した、「お米と発酵のおいしい教室」。
地域の食の魅力を、聞いて、食べて、深く知る・・そんな機会を、これからも増やしていきたいと思います。

山形の豊かな食文化と、生産者様のこだわりがギュッと詰まった「ががちゃおこわ」。ぜひ一度、その味わいを体験してくださいね。

この記事で紹介した商品はこちら

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「ががちゃおこわ」と、鶴岡市が誇る特産枝豆「だだちゃ豆」を急速冷凍した人気商品、「冷凍特選だだちゃ豆」がセットに。スタッフが選んだ“本気のおすすめ”品です。12/31まで限定で「送料無料」でお届けいたします。

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