山形の手仕事に光を当てた手工芸品と、県内全域の日本酒・ワインを揃えたセレクトショップ「0035gather」から、春にぴったりの心躍るニュースをお届けします 。
この度、東北芸術工科大学(芸工大)と清川屋の産学連携プロジェクトが始動しました 。工芸デザイン学科で陶芸・漆芸・金工を専攻する3年生9名が制作したオリジナルの酒器を、3月27日(金)~より「0035gather」にて期間限定で展示販売いたします 。
今回は、本プロジェクトの見どころとともに、本プロジェクトを担当した清川屋スタッフ・土屋の思いをご紹介します。

みどころ①:お酒を楽しむ時間をデザインする
今回のテーマは「酒器」。器ひとつで、お酒の味わいも、そこに流れる時間も変わるアイテムです。山形の手工芸品だけではなく、日本酒・ワインもセレクトしている「0035gather」は、今回のコラボは最高のテーマとなりました 。
一人ひとりがこれまでの学びと専門性を活かして作品を作りあげます。使い手の心地よさを追求し、山形のお酒を味わうひとときを豊かに彩るためのデザインに挑戦しています。


みどころ②:「展示」の先にある「販売」へ
店頭に並ぶ時、作品は新たな価値をまとい、使い手となるお客様の眼差しと出会います。
一人の作り手として、自らの作品が選ばれ、誰かの日常に迎えられる喜びと、その暮らしを担う静かな責任を感じることは、学生たちにとって大切な気づきの瞬間となるのではないでしょうか。
展示会ではなく「販売」という形をとることで、工芸が日々の営みの中で息づき続けるための、循環を学びます。


「作る」から「売る」へ。学生たちの挑戦。

最後に、本プロジェクトを担当した清川屋スタッフ・土屋から、今回のイベントにかける意気込みのコメントを紹介いたします。

「酒器」をプロジェクトテーマとして扱うにあたって、
先日、私たちも講義室へお邪魔して学生さんと先生方とデザイン案についてディスカッションしたところ、
「出したい色がなかなかでない…」
「もっと口の部分を薄くした方が、日本酒がより美味しく感じられるかも」
「この注ぎ口の形では注ぎにくいのでは?」
と、学生さんたちとは、何度も話し合いを重ねてきました。


ものづくりとは、頭の中のアイディアやデザインそのものがそのまま形になるのではありません。
素材との対話。道具や技法の熟練度。それらによってまったく異なるイメージのものになったり、偶然的に想像以上のものが出来上がったり。
今回、構想段階から一緒に走ってきたことで、そこがものづくりの面白さだなと私たちも改めて感じました。
一つひとつ、手作業で生まれる作品たち。 どんな仕上がりになり、どんな風にお店に並ぶのか。私たちが一番楽しみにしているかもしれません。
学生さんたちの挑戦、ぜひ温かく見守っていただければ幸いです。
担い手が減ってきている工芸の世界。その中で学生さんたちが地域のものづくりの面白さに気づき、関わりをもつことで、きっと今より多様で豊かな山形になっていくと思います。
今回のイベント開催期間中は、出展学生の作品で日本酒を味わうことができる特別な試飲体験(有料)も計画中ですので、酒器による味わいや印象の変化をお楽しみいただけます 。
ぜひ足を運んでいただき、学生が作る“一点もの”の酒器で、山形の地酒を味わってみてはいかがでしょうか?
詳細は随時「0035gather」のInstagramでも配信しております。是非ご確認ください♪
イベントの開催概要
- 名称 :お嬢さん 春を連れてきた、あの子の酒器
-東北芸術工科大学 工芸デザイン学科 クラフト分野 作品販売会- - 日時 :2026年3月27日(金) ~ 4月10日(火)
10:00 ~ 18:00 ※最終日は10:00~17:00となります。 - 会場 :0035 gather(山形県山形市双葉町1丁目2-38)
