2024.08.02

義援金の受付を開始しました　清川屋は農家さんと山形とともに―この夏はぜひ山形へ！

こんにちは、スタッフさとうです。
先日の記録的な大雨災害後、お客様やお取引様よりたくさんの温かい励ましの言葉を頂戴しており、胸が熱くなる思いです。
一企業に対しお心を寄せていただき本当にありがとうございます。

7月25日からの大雨により、山形県内では庄内地方や最上地方を中心に河川の氾濫や浸水、土砂崩れなど甚大な被害が発生しています。

同じ山形県庄内地方に本社を置く企業として、被災者の皆様や被災地域の支援に少しでも繋がればと思い、8月末まで清川屋全店舗で義援金を募集することとなりました。
お寄せいただいた義援金は、山形県義援金専用口座に全額送金され、被災市町村を通して被害者の皆様へ分配されます。
〉詳細は清川屋企業サイトをご覧ください

また、山形県では義援金の専用口座も設置されています。
全国のゆうちょ銀行や郵便局窓口、ATMやインターネットバンキングでも義援金の送金が可能です。
〉専用口座の詳細については山形県庁のサイトをご覧ください

このほか、日本赤十字社山形県支部や山形県共同募金会、各自治体のふるさと納税でも義援金を受け付けています。

被災された皆様が一日でも早く穏やかな生活を取り戻せますように――
皆様の温かいご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

被害に遭われた刈屋地区の農家さんの畑へ

幸いなことに清川屋本社や各店舗、社員に大きな被害はありませんでしたが、
メディアでも報道されていたとおり、河川の氾濫により「刈屋梨」で有名な酒田市刈屋地区の梨畑に濁流が押し寄せ、大変な被害に…。

清川屋の刈屋梨を育てている土井さんは「もうすぐ収穫だったのに…収穫間際、今年は出来がよかったのでほんとがっかり」と落胆の表情。
もともと手入れの行き届いた美しい梨畑でしたが、現在は土砂が溜まっていたり、梨の木にガレキが引っかかっていたりと一刻も早い復旧が必要な状況です。

畑には土砂のほか、倒木や流木、流れ着いた家財道具
籾すり機などの農機具や複数タイヤが埋まっており
掘り起こしにかなりの力が必要でした

2m以上もある梨の樹の上に流木やゴミが引っかかっており、被害の大きさを目の当たりにしました…
やはり撤去作業は人の手がないと大変なようです

何とか力になりたい、と、清川屋スタッフも8月2日から3日間、土井さんの畑で撤去作業を手伝ってきました。
畑には大量のガレキや木が流れてついており、土砂と混じってスコップが刺さらない状態。熊手で掘り起し、ある程度手で取り除かないと重機だけでは掘り起こせないようでした。
掘るほどに汚水の悪臭が漂い、乾いた砂が舞い上がる。熱中症警戒アラートの中、休憩を取りながらの撤去作業はかなり過酷、大変な重労働でした。

そんな土井さんの梨畑の中ですが、幸いにも生き残った畑もあったとのこと。
現在畑や実の状況を確認し、販売や出荷ができるどうか検討を進めているところです。
新しい情報が入り次第お知らせさせていただきますので、どうか今しばらくお待ちください。

大変な時だからこそ、農家さんとともにありたい――わたしたちができることを一歩ずつ行っていきたいと思っています。