〈おくりもの〉は、土地の恵みのおすそわけ。その恵みを分かち合うのは、いつだってわくわくするもの。
そんな〈おくりもの〉の話を、毎年ご注文の方におたずねしました。
今回、お話をお聞きしたのは、尾花沢スイカが大好きな、茨城県在住の田島國太郎さま・眞理子さまご夫妻。おふたりの〈おくる話〉とは――。


だだちゃ豆を送ってくれていました


ご親戚の方が山形の旬のものを送ってくださっていたんですね!
庄内柿やさくらんぼ、だだちゃ豆に尾花沢すいか…どれもフルーツ王国・山形ならではのおいしい土地の恵みです。
だだちゃ豆
だだちゃ豆は山形県鶴岡市の名産品。“枝豆の王様”とも呼ばれる、旨みと甘みが抜群の枝豆です。7月下旬お届けの「小真木だだちゃ豆」を皮切りに9月上旬まで風味の異なるだだちゃ豆をお楽しみいただけます。


いいスイカは弾けるような音がする

高校生のとき、青果市場でアルバイトをしていたことがあります。そこで教わったのは、いいスイカの聞き分け方。スイカのおしりを叩いて、「コーン」と弾けるような音がしたら、ちょうどよく熟しているということ。熟し過ぎていると、にぶい音がするんです。
清川屋さんからスイカが届いて叩いてみると、澄み切った音がしましたよ。

すごい!音で聞き分けるプロの技!

みんなで分けられるから大玉スイカ

尾花沢スイカが素晴らしいのは、なんといってもあのサクサク感です。スイカは大人数でワイワイ食べるのが最高ですよね。みんなで分けられるから必ず大玉を頼んでいます。近所に住む父と娘に4分の1ずつあげて。残りの2分の1は、私たち夫婦ふたりで食べちゃいます。

大きなスイカを切り分けてみんなでガブっとするのは、夏の醍醐味ですよね!
尾花沢スイカ
実は8月の夏スイカの生産量日本一の山形県。特に「尾花沢スイカ」は全国的にも知名度の高い人気のブランドすいかです。田島さまがお買い求めくださっている大玉スイカは1玉10kg越えの特大サイズ!ご贈答にも人気です。



土地のおいしいものをおくり合う

スイカは近所の方におすそわけすることもありますよ。私たちはおいしいものに目がないので、いろいろお取り寄せします。北海道の毛ガニや宮崎のマンゴーは絶品でしたね。旅行先で知り合いになった方が、気仙沼のサンマを送っていただいたこともあります。こちらからは、茨城の野菜や乾燥芋(干し芋)を送ると喜んでいただけますね。

その土地に思いを馳せながら味わう。いいなぁ。

いなくても食べさせてあげたい

年齢を重ねていくと、だんだん食が細くなっていきますね。それでも、ちょっとした贅沢として、ご当地のおいしいものを味わいたい。きっと、伯母もそういう思いで、山形のものを取り寄せていたんだと思います。
そういえば、父は〈庄内柿〉が大好きでした。だから、私もよく注文して、父に届けていましたよ。昨年、その父も他界しました。ここにいなくても食べさせてあげたいなと思います。

お父様と山形への思いを感じるお話です。

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