語り出したら止まらない!清川屋スタッフの『いも煮愛』

山形の秋といえば、やっぱり「いも煮」。山形県民がありするソウルフードであり、大切な季節のイベント・行事でもあります。 県内でも、地域によって具材や味付けが違うのも特徴的。そんな、郷土の味を心から愛し、大切にしている「いも煮愛」あふれる清川屋スタッフのエピソードをご紹介します♪

あ、鍋とゴザだ。今年も秋が来たな~。

鶴岡市出身
スタッフ朝比奈

山形県外の方にびっくりされるのが、火をおこすところから全部自分たちでやるってとこ!コロナ禍の前までは、清川屋の社内行事でいも煮会をやってたんですよ。

チームごとに味付けとか具材とか全部お任せで、「どのチームのいも煮が一番おいしいか?」ってちょっとした勝負のような感じで、盛り上がりましたね!
河川敷を見渡した時、バーベキューが1割、いも煮が9割。ほんとそれくらいみんないも煮をやってるんですよ。

福島県出身
スタッフ栗原

「ハチ公前で待ち合わせ」ならぬ「日本一の大鍋下で待ち合わせ」というのを良くやってましたね。(山形市の河川敷に、実際に芋煮会で使う、直径6.5メートルの大鍋がモニュメントとして置いてあるんです!)
山形市での学生時代の9月末〜10月ってもう「いも煮会の季節!」って感じでした。1シーズンに3、4回は参加したかと…(それぞれ別のコミュニティで)。
近所のスーパーで鍋・お玉・一斗缶・薪・ゴザ・食材などのセットを注文して、みんなで馬見ヶ崎の河川敷まで運びましたよ。
雨が降っていても中止することなく、橋の下に移動してそのまま開催!河原のコンビニには薪がドーンと積み上がっていて、初めてそれを見た時はとてもびっくりしました(笑)

ボジョレーヌーボーの隣に、芋煮。生ビールももちろん一緒に!

↑これが噂のスーパーに並ぶ、芋煮セット。なんと、お鍋やゴザやお玉などを、無料貸し出しサービスをしてくれるんですよ!(スーパーによってサービスは異なりますので要確認です)
 ここセットが並ぶと、秋の到来を感じます。「今年のいも煮、いつにする?」の連絡が飛び交う季節です。

大きなお鍋にたっぷり芋煮を作ります!
宮城県出身
スタッフ渡部

一番びっくりしたのは、会社のいも煮会で、調理の合間にみんなで釣りをしていたことですね。それから、毎年いも煮シーズンになると、馬見ヶ崎川の水道とかトイレの整備がニュースになるのも驚きました。山形の河川敷って、いも煮のための設備が整ってますよね〜。

そうなんです、山形の河川敷は、まさに「いも煮」をするために整備されているといっても過言ではない(?)ほどに、充実しています!
いも煮といえば、水が必要なので、河川敷のそこかしこに水を汲める場所が設置されています。また、いも煮を作ったあとの大きな鍋を洗いやすいような洗い場も、あちらこちらに。
水汲み場の順番待ちをしながら、秋の風と、川の流れる音、薪のはぜる音を聞く、ゆったりした時間。
大きな鍋に水を入れて、チャッポンチャッポンさせながら運んだり、食べ終わった後に、焦げたなべ底をタワシでこすったり・・

思えば、秋の空気を楽しみながら、ちょっとしたキャンプのような楽しさも味わうことができるのが、いも煮会なんですね。

↑これが、山形市のいも煮会のメッカ、馬見ヶ崎河川敷。
写真は、毎年行われる「日本一の芋煮会フェスティバル」の様子です。全国からいも煮を愛する人々が集う、山形県有数の大きなイベント。
でも、フェスティバルの日以外でも、この河川敷は秋になるとほぼ毎日、芋煮会をする人々でにぎわうんですよ。

「日本一の芋煮会フェスティバルに行ってみた」ブログもご覧ください!

酒田市出身
スタッフ佐藤

幼稚園から、小・中・高、そして社会人になってからも…秋の親睦会といえば、やっぱりいも煮でしたね。場所はだいたい最上川の河川敷か、海岸が定番。
大人になってからも、友達とバーベキューしながらいも煮、なんてこともありましたね。たまたまかもしれませんが、小学校も中学校も、調理実習でいも煮を作ったんですよ(笑)
長ネギを斜めに切るのって意外と難しくて、それを初めて実感したのが小学校のいも煮作りの時でした。

こちらはスタンダート、山形風醤油味。実際に日本一の芋煮会フェスティバルでふるまわれた写真♪
酒田市出身
スタッフ和嶋

庄内のいも煮(豚肉で味噌味)を、「豚汁でしょ!」と言われると、「いやいやそれは違う!」って思っちゃいます。
内陸部は牛肉の醤油味ですが、庄内のいも煮といったら豚肉の味噌味。
一部の地域では、なんと里芋と一緒に「さつまいも」も入れるんですよ。なんでかっていうと、小学校でさつまいもを育てていて、その収穫時期がちょうどいも煮の時期と重なるから…という話みたいです。

これが、山形のいも煮 庄内風みそ味です!

清川屋の本社がある山形県庄内地方のいも煮レシピは、基本的に、豚肉で味噌味。庄内出身のスタッフが多いので、一般的に「牛肉の醤油味が山形の芋煮でしょ?」と言われることが多いのですが、清川屋は、味噌派の熱量が高い!
「庄内風の芋煮は、ただの豚汁じゃないんだよ!」という想いを伝える為にも、清川屋では、醤油味と味噌味、両方を販売することにこだわっています(⌒∇⌒)

山形のいも煮 山形風醤油味はこちら 〉
山形のいも煮 庄内風みそ味はこちら 〉


こうして振り返ってみると、いも煮って「食べる」だけじゃなく、「集まる」「笑う」「語る」…そんな全部をひっくるめた、山形にとって大切な秋の行事なんだなぁとしみじみと感じます。秋の風物詩であると同時に、人と人をつなぐ小さな役割を果たしてくれているのかもしれませんね。
ぜひ山形の芋煮の本場の味わいを、一度味わってみてくださいね!

この記事で紹介した商品はこちら

山形県民が愛するソウルフード 山形のいも煮

山形の芋煮といえば山形県民が熱くなる郷土料理。そのいも煮の本場の味を、ご家庭で楽しめる秋の季節限定の食材セットが人気です。食材はすべてカット済み。調味料もすべて一緒にお送りしますので、順番に鍋に入れて煮込むだけで本場の味が完成します。大きめのお椀で2~3杯分、味噌汁用お椀で4~6杯分楽しむことができます。
通年で販売中の、手軽に楽しめるレトルトも人気です。

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