<続報!>農家さんの奮闘が光る!さくらんぼの生育状況の【今】!

今年もいよいよ始まりました!ただいま絶賛予約受付中の「清川屋のさくらんぼ」。
最高の品質のさくらんぼを皆様の元に届けるべく、前回に引き続き農家さんの奮闘とさくらんぼの生育状況の【今】をお伝えいたします!

1.山形の初夏の味「さくらんぼ」今の生育状況は…!? 

さて、3月から4月にかけてはさくらんぼの雌しべが凍って枯死してしまい、さくらんぼの実ができなくなってしまう「凍霜害(とうそうがい)」。
これが起こらないように目を光らせていたさくらんぼ農家さんでしたが、
現在の佐藤錦は霜害の大きな被害もなく、おおむね順調に生育中です!

気温も暖かくなり、適度に雨が降り環境状態は良くなったことで、さくらんぼの花の芽がだいぶ膨らんできている模様。 早い樹はついに開花をむかえました!
「凍霜害」に関しても、これからの最低気温が極端に低温にならない限りはひとまず安心……といった天気予報が続いております。
とはいえ、天候はすぐに移り変わるものなので油断は大敵(>_<)


これからの農家さんは、気象情報のチェックとこれから満開をむかえておこなう受粉作業の準備に余念がありません。

引用元:山形さくらんぼブランド力強化推進協議会(事務局:農林水産部園芸大国推進課・農業技術環境課)

2.これからの季節に大切なコト!それが「結実確保対策」

寒暖差が落ち着き、暖かくなっていく山形。これからの季節に大切になってくるのがさくらんぼの実をつけるために重要な「結実確保対策」です。
さくらんぼの実がなりやすい環境を作り上げるために、農家さんはさまざまな対策を練るようです。例えば……

 

引用元:山形さくらんぼブランド力強化推進協議会(事務局:農林水産部園芸大国推進課・農業技術環境課)

・土壌の乾燥に注意する!
気温が高く、土壌の乾燥が懸念されるこの季節。
さくらんぼの花が咲く開花期まではそのような乾燥を防ぐためにたっぷりのお水を与える「かん水」という作業を進めます。
目安としては10a(300坪)につき20tのお水を使用します。すごい量ですね(@_@)

・受粉樹が少ない時は…?
さくらんぼは1本の木や1品種の木だけでは受粉せず、実がならないというのは皆さんご存じでしょうか?
さくらんぼの場合、同じ品種のさくらんぼの木の花粉と雌しべでは受粉せず、結実もしないことになるのです。ですから、畑には主力の品種の木のほかに1~2割ほど別の品種さくらんぼの木を植えます。それが「受粉樹」です。
そんな受粉樹が少ない、受粉樹の開花期が間に合わない…そういう時に農家さんは、受粉樹の切り枝を使用します。
開花直前で太めの枝を切除し、水を張ったバケツに差して受粉樹が少ない場所や受粉樹から遠い場所の農地に多めに設置することによって受粉樹としての役割を果たします。

他にも、防風対策として風当たりの強いところに防風ネットや古いビニールシートを風上側に設置するなどの対策をとっています。

3.農家さんが手ずからやります!結実に必須な「人工受粉」って?

さくらんぼの結実に何と言っても大切なのが、雌しべの先に実を結ばせるために受粉樹の花の花粉をつける「交配」です。
本来であれば「交配」はミツバチなどの仕事なのですが、天候が悪かったり気温が低かったりするとハチはなかなか飛んでくれません。
なので、農家さんが手ずからハチに代わって毛ばたき(水鳥などの羽毛で作ったもの)を使用して花粉をつけなければなりません。それが「人工受粉」です。
ハチの問題以外にも開花期の天気が悪かったり、雌しべの枯死があった……などの注意すべき天候や園地の条件がそろった場合、人工受粉が必要になります。

さくらんぼの花が「5分咲きの時期」と「満開の時期」の合わせて2回(開花期の天候が悪い場合はプラス1回)、受粉樹が遠い樹から重点的に行われています。
美味しいさくらんぼを満遍なく実らせるためには、自然の力と農家さんの手間暇がこれ以上ないほど重要なんですね…!

 

引用元:山形さくらんぼブランド力強化推進協議会(事務局:農林水産部園芸大国推進課・農業技術環境課)

4.ただいま絶賛予約受付中♪今年イチ押しの「さくらんぼ」は…

初夏に近づくにあたって、農家さんからさくらんぼの生育状況を聞くたびにソワソワと落ち着かない気持ちになる清川屋の通信販売部。
近頃は「今年のさくらんぼの出荷予定時期は大体【6月下旬ごろ】になる」とのこと!綺麗なさくらんぼが手元に届くのが今から楽しみです♪
これからも清川屋のブログやSNSなどでも、さくらんぼの生育状況やお役立ち情報を随時発信していきますので、清川屋を通してさくらんぼのことを沢山知っていただければ嬉しいです(^^)

 

また、今年の清川屋が一番にお勧めしたいさくらんぼがあります。
それが「紅秀峰」です!

山形のさくらんぼといえばやはり「佐藤錦」!というイメージがありますが、
「紅秀峰」は清川屋でも約20年程前(!)からと、長年紹介し続けている品種のさくらんぼです。

おすすめポイントとしては…

①「佐藤錦」と比較して酸味が少なく甘い!
②しっかりとした固めの果肉なので、ハリがあって立派!
③傷みにくいので安心!

という3つの特徴があります。


清川屋に入社して初めて「紅秀峰」を食べた山形出身スタッフも
「あれ?私、こっちのさくらんぼの方が好きかも!」
という声が上がるほど、食べた人からファンになる品種のさくらんぼです(*´艸`)
自宅用としてもギフト用としても活躍する「紅秀峰」
詳しくは以下のページからチェックしてみてください♪


紅秀峰

パリッとした果肉、糖度が高く酸味が少ない、際立つ甘さが特徴の「紅秀峰(べにしゅうほう)」。佐藤錦より張りがあり日持ちがすると人気急上昇の紅秀峰を今年の清川屋ギフトさくらんぼ好適品種としてオススメいたします。


この記事で紹介した商品はこちら

清川屋のさくらんぼ

山形県は全国でも栽培面積約7割、生産量シェアは4分の3をしめる日本一のさくらんぼ産地です。
清川屋では佐藤錦・紅秀峰を中心とする真っ赤な果実、旬の食べ頃山形県産さくらんぼを全国の皆様にお届けしています。

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