お歳暮についての Q&A 豆知識

歳暮（せいぼ）とは年（歳）の暮れ、年末のことですが、１年の終わりにお世話になった方や目上の方に感謝の気持ちを込めて物を贈ることをさすようになりました。
夏のお中元と共にもともとは先祖の祭りをするときに子孫が食べ物を持ち寄り一緒に食べたという行事から始まったそう。お供え物を共に食べることにより贈られた人とのつながりがより深まるとも言われています。

お歳暮の始まりが神仏へのお供え物を共に食べるということから古くは米や魚などが選ばれていたよう。
清川屋のお歳暮で人気を誇るのはラ・フランスなどのフルーツ。米沢牛・三元豚などのブランド肉。冬の時期ならではの庄内の丸餅を毎年贈る方も。急速冷凍で１年中楽しめるだだちゃ豆もリピーターの多い定番です。
清川屋が選んだ山形の美味しい食べ物でつながりを深めていただけたら嬉しいです。

一般的に、お歳暮は12月1日～25日ごろに贈るのが適当です。
お仕事関係・お届け先がお勤め先の場合は、11月中旬～12月中旬までに届くように贈るのが良いでしょう。 （あまり年末近くになると、先様の忙しい時期に重なるため）
また、ご両親やご親戚など、近しい方の場合は、11月中旬～12月いっぱいまでに贈るのがよいでしょう。

贈る対象のそれぞれの方々にいくらくらいのものを贈るかについては、日頃お世話になっている度合いによって価格帯を変えるのが一般的ですが、
お歳暮では3,000円～5,000円が一番多い価格帯になるようです。

〇仲人、媒酌人、特にお世話になっている上司、目上の人へ：5,000円前後
〇同僚、知人、友人、近所の方へ：3,000～4,000円

また、特別にお世話になった方には10,000円程度の品物を贈る場合もあります。
いずれにしても、あくまで感謝の気持ちが第一ですので、相手が喜ぶギフト選びを心がけるとよいでしょう。

事情があって時期を逃してしまった場合、少し遅れても年内に間に合うようなら「お歳暮」として贈るほうが望ましいでしょう。
年内お届けが間に合わなかった場合は、「お年賀」として贈るのがよいでしょう。

お歳暮とはあくまでも「感謝の気持ち」を伝えるものですので誰に贈らなければならないといものはありません。
ただ、一般的には離れて暮らしている両親や親戚、勤務先の上司や恩師、新婚の方であれば仲人や媒酌人に贈る場合が多いようです。
最近ではカジュアルなプレゼントとしても用いられてきていますので、ご近所の方や家族、ご夫婦間で「冬ギフト」として贈るケースも増えつつあるようです。

従来、現金に類するものは避けられてきましたが、最近では各種のギフトカードや商品券は使われるようになり、広まってきているようです。
目上の人に対しては、「踏みつける」という意味合いを含む靴や靴下、スリッパや直接身に付ける下着などを贈るのは避けましょう。
又、はさみや刃物は縁を切るにつながるといって嫌います。
その他、勤勉であることを奨励する意味を持つ筆記用具類も避けた方が無難でしょう。

お歳暮はお祝いごとの贈り物ではなく、普段お世話になっている感謝の気持ちを伝えるものであることから、当方、または先方のいずれかが喪中の場合であっても、お歳暮を贈りあうことは一向に差し支えないことになっています。

しかし、お歳暮の期間が忌中(四十九日前だったり、まだ喪が明けて間もない）場合は、時期をずらして寒中見舞の形で贈る方法もあります。

お歳暮を受け取ったら、できるだけ早く感謝の気持ちを込めた礼状を贈るのが基本のマナーです。友人、知人などの親しい間柄であれば電話でお礼を伝えるのもOKです。

お歳暮はあくまで感謝の気持ちを表すものなので、お返しは不要です。 ただし、戴いたままでは心苦しい場合や、思いがけない相手から戴いた場合は、時期をおいてお土産や誕生祝などでお贈りすればよいでしょう。