あつみかぶと各地方の赤かぶ


■伝統の焼畑農法で栽培
鶴岡市旧温海(あつみ)町で400年以上続く昔ながらの焼畑農法で栽培される伝統野菜「温海かぶ」
山の急斜面にある畑を焼き払い、その灰を肥料にして種を植えています。
きめが細かく実が締まって歯応えの良い肉質の秘密は、農薬や肥料を使わずミネラル豊富な灰で育てること!

赤かぶは塩、酢、砂糖だけで一ヶ月じっくりと漬け込むことで、中まできれいな赤色に染まります。
カリッとした食感とほのかに辛みのきいた味わいで毎年リピーター続出の美味しさです。
冬の食卓を鮮やかに彩る、庄内が誇る伝統の漬物✨

■各地方の赤かぶ
・長崎県 長崎赤かぶ
カブの色は赤紫で、根のさきの方が少し白くなっています。葉や茎は緑色。
・滋賀県 万木(ゆるぎ)かぶ
主に漬物に用いられるカブで、滋賀県高島市で作られてきた滋賀県の伝統野菜。
カブが鮮やかな赤紫で果肉にも少し紅が刺している。葉や茎葉緑色で、葉の切り込みが緩やかです。
・福井県美山町 河内(こうち)赤かぶ
・飛騨・美濃 飛騨紅かぶ
・北海道の大野紅カブ

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