時間もかかり、管理も人一倍・・豊かな香りと濃厚な旨味をうみだす「生もとづくり」
ほとんどの日本酒造りでは、人工の乳酸を加えて作ります。しかしあえて、酒蔵内に自然に自生する優良な乳酸菌が酒母に入っていくのを待って発酵・酒造りを行うのが「生もと(きもと)造り」です。
日本酒を仕込む時間も長くなりますし、雑菌が入らないようにする管理も人一倍大変なのですが、その分豊かな香りと濃厚な旨味のある日本酒に仕上がる利点があります。
「『一に麹、二に酒母、三に造り』とは言われますが、正直どの作業も大変です。でも、搾ったときにいい酒が出来た!と感じた時はもう一番うれしいですね」と語る渡會さん。
おすすめの新酒はありますか?と聞いたところ・・ |