現地スタッフからのさくらんぼ情報2019

6月25日(火)

■さくらんぼ 現地情報

今日は晴れです。
雲も見えますが、日差しがさすと暑いくらいです。
市場の物量は減少しています。
佐藤錦も最後の追い込みに入りました。

今週、佐藤錦ラストスパートです。

紅秀峰の出荷、28日(金)より開始です。

6月24日(月)

■さくらんぼ 現地情報

清川屋の農家さんは複数人おりますが、終わりに近づいてきている農家さんも出てきました。

早くて今週末から市場に紅秀峰が並び始めるという情報が入ってきました。

6月23日(日)

■さくらんぼ 現地情報

今日は曇り空、朝のうちは、気温も高くなく、穏やかでした。

今年は、過去にない厳しい年で、市場のさくらんぼは昨年よりも高い価格が付いています。

豊作不作に関わらず、清川屋の農家さんは、一生懸命『価値ある清川屋さくらんぼ』を作ってくれています。その価値をお伝えしていかなければと思います。

夜9時でも市場は動いています。

そして朝は5時にはもう動き出します。

6月22日(日)

■さくらんぼ情報

今日は曇りですが、夜のうち雨が降ったようで、湿度が高いです。
まさにさくらんぼ最盛期です。
清川屋の農家さんも全て動き出しております。
おそらく、今週末が勝負です。がんばります。

6月18日(火)

■さくらんぼ プチ情報

「おいしい山形空港」


東根市にある山形空港。


まさにさくらんぼの産地のど真ん中にあります。
この時期に展望デッキに出ると周りはテントだらけです。
おそらく、すべてと言っていいほど、さくらんぼのテントになります。
雨よけのテントですが、このテントの下で栽培されたさくらんぼがこれから一番の最盛期を迎え、さくらんぼの一番おいしい時期を迎えます。


展望デッキから眺めてみるとまさに圧巻ですが。。。
それと同時に山形の地形も見て取れます。
周りはみごとなほどに山ばかり。
そう。山形で美味しいさくらんぼや果物ができる秘密。それが「山形盆地」です。
東に奥羽山脈、西は朝日山地に囲まれ、昼夜の寒暖差があり、美味しいさくらんぼを育みます。
このテントの中にも清川屋の契約農家さんのテントがあるかもしれませんね。
今日もこの空港から全国へ美味しいさくらんぼが運ばれているのかもしれません。

6月17日(月)

■さくらんぼ 現地情報

徐々に農家さんの佐藤錦の収穫が始まってきました。
当初、6月20日くらいと言っていましたが、突然電話が来て、今日から出せるというような農家さんが多いです。

ここにきて、若干収穫早くなってきたようです。
6月20日くらいには全農家さんの佐藤錦が出そろう予定です。

おそらく、今週末には最盛期突入するものと思われます。
品質もよく、身もしっかりしているので、状態は非常にいいです。

■さくらんぼ プチ情報

さくらんぼの色づきには何が必要か。
一般的には、日光、天気の良さが関わってきており、さくらんぼ全体が色づきをよくするために地面に反射シートも敷くわけです。
なので、天候が良くなくて色づきも進まないんだろうな。だと出荷が遅くなるんだろうなとおもっていました。

しかし、実はさくらんぼの色づきには気温も関わっていたのです。
もちろん、天候が良いことも必要です。

「さくらんぼのキリッとした赤色を出すには、寒暖の差も必要で、寒暖の差がないとぼんやりとしたぼやけたような赤色になるんだ」
「山形の盆地の気候は、朝晩の寒暖差があるから、色の良いさくらんぼができるんだ」

と農家さんが教えてくれました。
なるほど!そんなところにも、見た目が美しいさくらんぼができる秘密があるんだと勉強になりました。

この時期東根の道路沿いは、赤い果実に溢れています。

6月15日(土)

■さくらんぼ 現地情報

今日は予報通り、朝から雨模様です。
市場は昨日から物量が増えました。
バラ詰め、手詰めも昨日から比べて出てきてますが、まだまだ数量少ないです。
今日で露地物は終了に近い感じ。17日ごろにはテントものに切り替わり、最盛期へと突入していきます。

6月14日(金)

■さくらんぼ 現地情報

佐藤錦は悩みのタネ
朝から天気良く、日中も気温が30度近くまで上がり暑い日でした。

農家周りをしていると、この時期、胃が痛くなるという農家さんが多くいます。
話を聞いていくと、佐藤錦が原因のようです。

こんなに美味しくて、高く売れる果物なのに何故?
と思いますが、佐藤錦は非常にデリケートなさくらんぼなのです。

天候の影響を受けやすい品種のため、手間暇かけても、上手くならない事も多くあるようです。特に今年の天候には非常に苦労をしていると農家さんが多いようです。
そんな中、1件1件回っていると清川屋には頑張って出すよという農家さんに長年培ってきた農家さんと清川屋との絆の深さを感じありがたく思います。

そんな佐藤錦ですが、今だにさくらんぼの最高級品種として君臨し続けています。
紅秀峰も年々認知を広めてきていても、今だに佐藤錦の地位を脅かすには至ってません。
農家さんのたゆまぬ努力が、その地位を維持しているんだなとつくづく思いました。

6月13日(木)

■さくらんぼ 現地情報

12日、13日と天候に恵まれた日となりました。
14日まで晴れ予報で気温も高くなるようです。
市場にはすでに多くの佐藤錦が入荷しているようです。

6月11日(火)

■さくらんぼ 現地情報

6月9日よりさくらんぼ現地入りしました。
6月9日は暑かったのですが、10日11日と曇りで日中も肌寒く、半そでだと寒いです。
6月10日より農家さん周りを開始し、各農家農園の状況を確認しながら顔合わせをしています。
6月10日は東根方面、11日は寒河江、山辺、中山方面を回りました。
今年は、天候が読めず、大変苦労している様子。
今までに無い状況のようです。
複数の農家さんを回らせてもらうと、農家さんによって、さくらんぼの木の育て方も異なり、大変勉強になります。
また、農家さんの人柄にも触れ、農家さんの気質がさくらんぼの出来にもかかわってくると感じます。

前述したとおり、今年は天候不順で、農家さんによってさくらんぼの成りが異なっているようです。
その中でも清川屋の農家さんは、いいものを成らせる技術を持っている農家だと感じます。
今年は去年と比べ、収穫が遅く、収量も昨年に比べると少ないように感じます。
しかしながら、農家さんは天候の様子を見ながら、さくらんぼと対話しながら、いいものを作ろうと努力を惜しみません。
こういう状況ですが、現地ではいいさくらんぼを出してもらえるように尽力していきます。

■さくらんぼ プチ情報
◎さくらんぼの生育の違い
佐藤錦はこれから色づいていくのですが、紅秀峰はすでに赤くなっているものが多かったです。
佐藤錦に比べ、紅秀峰は色づきが先行する品種。
おいしそうな実ですが、食べても、渋みなどが強くおいしくありません。
この状態で6月末~7月初旬までならせていると熟して、酸味が少なく、甘みの強いおいしい紅秀峰が収穫できるとのこと。
佐藤錦に比べ、比較的天候等の変化にも強い品種のようですね。

■おまけ
ここからの写真はナポレオンという品種です。
実が固く、たくさんなる品種。酸味が強く、生食には適しませんが、ほとんどがシロップ漬けなど加工品になります。
こちらは、着色は佐藤錦よりも遅くなります。

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清川屋のさくらんぼ

全国でも生産量のシェア70%を超える、山形県を代表する果物、さくらんぼ。清川屋では、毎年旬の6月~7月にかけて、佐藤錦・紅秀峰を中心とするさくらんぼを全国の皆様にお届けしています。

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