山形県の魅力たっぷり!現地スタッフがおすすめする旅の人気観光スポット

山形の事をいろいろ調べて見ると、ちょっと不思議な所や、一回実際に見てみたいスポットが情報に上がってくることがありませんか?
たしかに全国規模で見ると、まだまだマイナーな土地かも知れませんが、徐々に山形の魅力がテレビなどでも取り上げられ、かなり有名になっている観光地も存在しています。
まだご存知では無い方に向けて、山形の魅力的な観光の場所や、楽しみ方をお伝えできればと思っています。
今、国内旅行を考えてらっしゃる方はぜひ参考にしてみてくださいね!

おさえておきたい!山形の定番有名観光スポット

山形にも、ここだけは行っていただきたいとう観光スポットが存在します。
現地に住んでいるわたしでも、時々ふと訪れたくなる場所がたくさんあるんです。「定番有名観光スポット」で紹介する場所は、趣があり、日常からふと離れて、非日常を体験出来る観光地を集めてみました。

定番有名観光スポット(1)
山寺(宝珠山立石寺:山形市)

山寺(宝珠山立石寺)は日本山形県にある天台宗の寺院で、860年に慈覚大師円仁によって開山されました。
名前の通り、山の斜面に立つ寺院群で構成され、約1,000段の石段を登る参道は、大小様々な寺院や塔、そして四季折々の絶景が点在します。特に秋の紅葉は圧巻ですよ!参道には松尾芭蕉の句碑もあり、「閑さや岩にしみ入る蝉の声」の句で知られています。

山寺の象徴的な場所の一つである本堂からは山形の山々が一望でき、その美しさは早朝や夕暮れ時に際立ちます。
また、修験道の修行場としても使われた神秘的な洞窟があります。

この寺は、その歴史と自然美で多くの訪問者を惹きつけ、精神的リフレッシュの場としても親しまれています。山形県を訪れた際には、日本の豊かな自然と文化を感じられる山寺の訪問がおすすめです。

山寺(宝珠山立石寺)

住所/山形県山形市山寺4456-1 
営業期間/8:00~17:00(年中無休)
アクセス/JR山寺駅より登山口まで徒歩5分
駐車場/あり(周辺有料駐車場を利用)
公式HP/https://rissyakuji.jp/

定番有名観光スポット(2)
霞城公園(山形市)

霞城公園(かじょうこうえん)は山形市の中心にある、山形城跡地に設けられた公園で、山形市の象徴的存在です。
霞城公園は特に春の桜の名所として知られ、多様な桜が咲き乱れ、訪れる人々を魅了しています。

また、かつて最上義光によって築城された山形城の遺構が公園内に残り、復元された堀や土塁、城門を通じて歴史的な雰囲気を感じることができます。
公園内には歴史資料館があり、山形城や最上家に関する資料が展示されており、歴史愛好家には特に興味深いスポットとなっています。

霞城公園は四季折々の花が楽しめ、散策路や広場なども整備されているため、市民の憩いの場としても利用されています。山形市の自然と歴史を体験できる霞城公園は、地元住民はもちろん、観光客にも愛されるスポットです。

霞城公園

住所/山形県山形市霞城町1-7
開園時間/5:00〜22:00(4月~10月)
     5:30~22:00(11月~3月)
休園日/年中無休
駐車場/あり
HP/https://yamagatakanko.com/attractions/detail_2304.html

定番有名観光スポット(3)
山居倉庫(酒田市)

山居倉庫(さんきょそうこ)は、山形県酒田市に位置し、江戸時代後期に建設された歴史的な倉庫群で、酒田市を代表する観光地。北前船の寄港地として栄えた酒田港を支える重要な役割を果たしてきました。
特徴的な厚い土壁と「反り葺き」の屋根を持つ建築様式で知られ、火災や湿気から貨物を守るための独自の工夫が施されています。

現在、これらの倉庫は文化遺産として保存され、博物館やギャラリー、カフェなどに改装されており、酒田の歴史や文化を伝える観光スポットとなっています。
山居倉庫を訪れることで、日本海側の海運の歴史や酒田市の過去の繁栄を垣間見ることができます。

山居倉庫

住所/山形県酒田市山居町1-1-20
ライトアップ時間/日没~22:00(通年)
駐車場/あり(普通車27台、大型車3台)
HP/https://sakata-kankou.com/spot/30159

定番有名観光スポット(4)
最上川舟下り(最上峡芭蕉ライン観光)

最上峡芭蕉ラインは山形県を流れる最上川沿いに設けられた観光ルートで、名前は日本の俳人、松尾芭蕉に由来します。
このルートは「奥の細道」で芭蕉が訪れた地を結んでおり、訪れる人々に豊かな自然景観と歴史的な名所の探訪ができるのが魅力です。
最上川が創り出す深い峡谷「最上峡」は四季折々の美しい風景で知られ、特に渓谷美は絶景として人気。船遊びや遊歩道散策を通じて、この地域独特の自然を体験することができます。また、芭蕉が訪れた史跡や記念碑も点在し、俳句愛好家には芭蕉の足跡をたどる貴重な体験となるはずです。

周辺には温泉地や伝統的な食文化を楽しめる場所もあり、自然観光と地域の文化や歴史を同時に楽しむことが可能です。山形県の自然と文化を味わうなら外せない観光ルートです。

最上川舟下り(最上峡芭蕉ライン観光)

住所/山形県最上郡戸沢村古口86-1
営業時間/9:00〜16:30(4月~11月)
     9:10~16:20(12月~3月)
休業日/なし
駐車場/あり(普通車200台)
HP/https://www.blf.co.jp/

定番有名観光スポット(5)
道の駅「寒河江」チェリーランド

道の駅「寒河江(さがえ)」チェリーランドは、日本を代表するさくらんぼ生産地である山形県寒河江市に位置する、さくらんぼ愛好家や観光客にとって見逃せないスポットです。
訪れる人々は、様々な品種のさくらんぼを試食し、購入することができます。
また、自分でさくらんぼを収穫する体験も可能で、新鮮な味わいを直接楽しむことができます。
寒河江チェリーランドでは、さくらんぼ栽培の方法や歴史に関する学習機会も提供されていて、地元で生産される他の果物についても知ることができます。
また、施設内のカフェやレストランでは、地元産のさくらんぼを使ったスイーツや料理を楽しむことができ、山形の豊かな食文化を体験できます。

寒河江チェリーランドは美しい自然の中で山形県が誇るさくらんぼを満喫できる場所として、ご家族やご友人との貴重な思い出作りの場としておすすめです。

道の駅「寒河江」チェリーランドさがえ

住所/山形県寒河江市八鍬川原919-8
営業時間/公式HPをご確認ください
休業日/なし
駐車場/あり(普通車1000台、大型車30台)
公式HP/https://www.cherryland.co.jp/

有名どころがずらり!山形の名物温泉

山形県は豊かな自然に恵まれ、東北地方を代表する温泉の宝庫です。特に蔵王温泉や天童温泉、湯野浜温泉など、地域ごとに異なる特色を持つ温泉地が観光客を惹きつけます。
温泉は観光スポットや歴史的建造物の近くにあり、温泉宿や露天風呂からの絶景など、地元の伝統や文化と融合した体験が可能です。
自然に囲まれた温泉でのリラックスや、地元のイベント参加を通じて、訪れる人々に山形の魅力が深く印象付けられます。

山形の名物温泉(1)蔵王温泉

蔵王温泉は山形県山形市にある、美しい蔵王連峰に囲まれた温泉地です。
約1900年の長い歴史を持ち、四季折々の自然美を楽しむことができることで知られています。特に冬には樹氷が現れることで有名で、多くのスキー愛好家や観光客を引き寄せます。蔵王温泉の効能は神経痛や筋肉痛、関節痛に良いとされ、訪れる人々に癒しを提供しています。
また、温泉街には石畳の道や木造の建物が残り、昔ながらの日本の温泉街の風情を感じさせます。

蔵王は、ハイキングやトレッキングなど自然を楽しむアクティビティも豊富で、自然愛好家にも人気のスポット。その豊かな自然、温泉文化、歴史的背景と共に、訪れる人々に心の休息と豊かな体験を提供し続けています。
山形県訪問の際には、蔵王温泉での体験が、忘れられない思い出となるでしょう。

山形の名物温泉(2)銀山温泉

銀山温泉は山形県尾花沢市にある、大正ロマンを感じさせる歴史ある温泉地です。
この地はかつて銀山で栄え、夜にはガス灯が灯るレトロな街並みが魅力的な空間を演出します。
江戸時代から続くこの温泉地は、古風な木造の宿が川沿いに並び、特に冬の雪景色との組み合わせが絶景です。
温泉はアルカリ性単純温泉で、肌に優しく神経痛や関節痛、疲労回復に効果があるとされています。内湯や露天風呂からは温泉街や自然の美しさを楽しむことができます。

銀山温泉周辺には、銀の採掘の歴史を学べる博物館や、自然を満喫できるハイキングコースなどがあり、歴史や自然愛好家にも魅力的です。
この美しい温泉街と温泉、豊かな自然と歴史の融合は、訪れる人々に日本の温泉文化の魅力を深く味わわせてくれます。
山形県訪問時には、銀山温泉での時間を楽しみ、その独特の魅力を体験することをお勧めします。

山形の名物温泉(3)あつみ温泉

あつみ温泉は、山形県鶴岡市に位置し、開湯1200年を超える歴史ある温泉地です。
清流・温海川を中心に、風情ある街並みが広がっています。
温泉街には、雰囲気の違った3か所の足湯があります。
足湯といえば、あつみ温泉には、足湯カフェ「チットモッシェ」があり、素敵なランチを楽しめます。
近くには、あつみバラ園もあり、ばらの季節には数々のばらを楽しめます。
この地域は自然や文化に恵まれており、良質の温泉と旬の食材を使った料理、あたたかなおもてなしが自慢の宿が並んでいます。
また、「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」に40年連続で入賞している萬国屋など、老舗旅館も存在し、長年にわたり訪れる人々を魅了してきました。
温海岳の山肌や温海川の清流とともに、豊かな自然の中で癒やしの時間を提供しています。

山形の名物温泉(4)小野川温泉

小野川温泉は山形県米沢市にあり、約1200年の長い歴史を誇る名湯です。
この温泉地は平安時代にさかのぼる開湯伝説を持ち、その始まりは日本の絶世の美女、小野小町が病を癒したという話から始まります。
また、伊達政宗が戦国時代に訪れたという記録もこの温泉地の歴史的重要性を物語っています。
小野川温泉は、その温泉の効能や歴史的背景だけでなく、自然に囲まれた環境も魅力の一つです。
訪れる人々には、心身の癒しを提供し続け、温泉だけでなく周辺の歴史的建造物や自然散策路も楽しめます。
古来から多くの文人墨客に愛され、現代においても訪れる人々を魅了し続けている小野川温泉は、日本の温泉文化を今に伝える貴重な場所です。
米沢市の豊かな自然と調和したこの温泉地は、訪れるすべての人にとって心安らぐ時間を提供しています。

山形の名物温泉(5)肘折温泉

肘折温泉は山形県大蔵村に位置し、1200年以上の歴史を持つ湯治場です。
この温泉は、豊かな自然に囲まれた地で、長い歴史の中で多くの訪問者に癒しを提供してきました。
開湯伝説によると、肘折温泉は銅山川(烏川)に沿って位置し、出羽三山の霊湯として古くから知られています。
この地は、肘折口開祖の末裔とされる烏川によって守られてきました。
泉質はナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉で、傷やリウマチ、婦人病に効能があるとされています。
肘折温泉街からは徒歩約15分の場所にあり、訪問者はその効能と風情ある湯治場の雰囲気を楽しむことができます。
また、肘折温泉には日帰り温泉施設「肘折いでゆ館」があり、湯治場風情を今に伝える重要な施設となっています。
ここでは、温泉の魅力を手軽に体験することができます。
肘折温泉は、歴史と自然が織りなす風情ある温泉地として、今もなお多くの人々に愛されています。
その長い歴史と豊富な効能、そして周辺の自然美が訪れる人々に穏やかな時間を提供し続けています。

山形の名物温泉(6)かみのやま温泉

かみのやま温泉は、山形県上山市に位置する歴史ある温泉地です。
この温泉地は、豊富な自然に囲まれ、多様な温泉宿が点在しています。
その歴史は古く、多くの文献や記録にその名が見られます。
源泉の質は非常に高く、様々な健康効果が期待できるとされています。
訪れる人々にリラックスと癒しを提供するこの温泉地は、四季折々の風景を楽しむことができ、特に紅葉の季節には多くの観光客で賑わいます。
また、上山市の文化や歴史に触れることができる観光スポットとしても知られており、温泉だけでなく、地域の魅力を感じることができる場所です。
かみのやま温泉には、人気の「日本の宿古窯」があり、楽焼きを楽しむ事もできます。
またホテルの向かいに系列店の「山形プリン」があり、旬のフルーツを使ったプリンを楽しむ事ができます。

山形の文化と歴史を尋ねる

山形県は、その豊かな自然環境と共に、深い歴史と独特の文化を持つ地域です。古くから脈々と受け継がれる山形の精神文化は、信仰、文化、産業の歴史を通じて、土地の風景の中に息づいています。
山形には「蔵王」や「山寺」など、自然豊かな観光地があり、四方を山に囲まれた地形は一年を通して美しい景色で私たちを楽しませてくれます。

また、日本遺産に認定される地域の歴史的魅力や特色を通じて、国の文化や伝統が語られています。
特に、出羽三山は山形県の信仰の中心地として知られ、即身仏や松尾芭蕉、湯殿山信仰など、豊かな宗教文化と歴史があります。
これらの地域は、古くから多くの巡礼者や文人墨客を惹きつけ、深い霊性と文化の交流の場となってきました。
山形の文化と歴史を尋ねる旅は、自然の美しさと共に、地域固有の精神文化や歴史を深く理解する機会を与えてくれます。
山形県は、その歴史的背景と文化的価値を通じて、訪れる人々に語りかける独特の魅力を持っています。

山形の文化施設(1)伝国の杜 米沢市上杉博物館

伝国の杜 米沢市上杉博物館は山形県米沢市に位置し、上杉氏に関連する貴重な品々や国宝を含む数千点を収蔵する博物館です。
上杉の歴史と文化を深く探ることができ、展示は歴史を詳細に学べる「常設展示室」と特定のテーマに焦点を当てた「企画展示室」に分かれています。
九代藩主上杉鷹山の展示では、彼の改革と成功がドラマ仕立てで紹介され、訪問者に深い理解を促します。
また、「国宝「上杉家文書」の世界」の特別展では、戦国時代の文書が展示され、その内容や文書の形について様々な視点から考察します。
この博物館は、歴史愛好家や舞台芸術に関心がある人にとって、上杉氏と米沢藩の歴史と文化を深く知ることができる魅力的な施設です。

山形の文化施設(2)土門拳記念館

土門拳記念館は、昭和期に活躍した写真界の巨匠、土門拳の作品を収蔵・展示する日本初の写真美術館です。
1983年に山形県酒田市に設立されたこの記念館は、土門拳の全作品を収蔵しており、年数回の展示替えを通じて順次紹介しています 。
記念館の建物は、土門拳と交友があった建築家、谷口吉郎の長男、谷口吉生氏によって設計されました。
この地は、土門拳が酒田市の名誉市民第一号になった際に、彼の功績を永遠に残すために建設されました 。
土門拳は、人間とその生活環境を深く洞察し、その本質を捉えた写真作品で知られています。
彼の代表作には、被爆地広島の記録、古寺巡礼シリーズなどがあります 。
記念館では、これらの作品をはじめとする土門拳の貴重な写真集や、彼の写真技術、人間性に迫る展示が行われています。
また、イサム・ノグチの彫刻が立つ中庭も、この記念館の特徴的なスポットとなっています 。

山形の文化施設(3)最上義光歴史館

最上義光歴史館は、山形県山形市に位置し、戦国時代の名将である最上義光の生涯と功績を伝えるために設立された施設です。
最上義光は約450年前の天文15年(1546年)に最上家10代当主義守の長男として山形城で生まれ、幼少期には「白寿丸」と呼ばれていました 。
彼は最上家中でも特に多くの偉功を残した11代当主であり、その生涯は山形の歴史に大きな影響を与えました。
歴史館の展示は、最上義光の生涯や山形城に関する豊富な情報に基づいており、彼の歴史と功績を伝える遺品等が展示されています 。
訪問者は、最上義光公所用三十八間総覆輪筋兜をはじめとする歴史的遺物を通じて、最上義光の生涯に迫ることができます。
歴史館は山形市大手町にあり、午前9時から午後5時まで開館しており、入館受付は午後4時30分までです 。
この施設は、最上義光に関心がある人はもちろん、日本の戦国時代や地域史に興味のある人にとっても貴重な学びの場となっています。

山形の文化施設(4)羽州街道 楢下宿

羽州街道楢下宿(はすかいどう ならげしゅく)は、山形県の歴史的な宿場町で、江戸時代には羽州街道の要所として栄えました。
この地域は、その歴史的な街並みがよく保存されており、歩いていると時代の移り変わりを肌で感じることができます 。
楢下宿は、羽州街道のコの字型の街路形態が今に残り、多数の歴史的な建造物が点在しています。
これらの建物は、当時の宿場町の雰囲気を色濃く残しており、訪れる人々に当時の生活や文化を伝えています。
楢下宿では、江戸時代に旅人が利用した宿や商家など、歴史的価値の高い建物を多く見ることができます 。
この宿場町は、上山市・村山地方の観光スポットとしても知られており、歴史愛好家や文化遺産を楽しみたい人々にとって魅力的な場所です。
楢下宿を訪れることで、日本の江戸時代の歴史や文化を深く理解することができるでしょう。
羽州街道楢下宿は、その保存状態の良さと、歴史的な価値により、今後も多くの人に注目される場所であり続けるでしょう。

山形の文化施設(5)公益財団法人 茂吉記念館

公益財団法人斎藤茂吉記念館は、山形県上山市にある、近代短歌史において重要な役割を果たした歌人であり精神科医でもある斎藤茂吉の業績や生涯を紹介する施設です。
1968年に開館したこの記念館は、斎藤茂吉の生まれた場所に近い金瓶の南の丘に位置しています。東には蔵王連峰を望むことができ、四季折々の景色と静寂に包まれた美しい環境にあります 。
館内では、斎藤茂吉が残した書画や遺墨、遺品などの貴重な資料を展示しており、斎藤茂吉の創作活動や生活の様子を垣間見ることができます 。
また、明治・大正・昭和の三代にわたる日本の代表的文学者の書跡も収集・展示されており、文学愛好家にとっては見逃せないスポットです 。
斎藤茂吉記念館は、斎藤茂吉の作品を未来へと伝えるとともに、彼の精神と文化を今に伝える重要な役割を担っています。
この記念館を訪れることで、訪問者は日本の近代文学史における一つの大きな流れを理解することができるでしょう。

山形の文化施設(6)山形県郷土館文翔館

山形県郷土館文翔館は、山形県山形市に位置する文化施設で、重要文化財としての保存公開や郷土に関する常設展示コーナーを設けるなど、多目的な文化施設としての機能を持っています 。
この施設は、山形県の歴史や文化を紹介し、県民や訪問者に郷土の魅力を伝える役割を果たしています。
文翔館の建物自体は、美しいイギリス・ルネッサンス様式を基調としており、田原新之助による設計と中條精一郎の顧問の下で建築されました。
これにより、建物自体が山形県のシンボルとしての価値も持ち合わせています 。
施設内では、山形県を代表する置賜、村山、最上、庄内の4つの地域に分けて展示が行われており、それぞれの地域の風土や文化を紹介しています。
特に、「最上川」を軸に据えた展示は、地域間のつながりや文化の多様性を象徴しています 。
開館時間は9:00~16:30で、第1・第3月曜日(祝祭日の場合は翌日)および年末年始は休館となります 。
文翔館は、地元住民だけでなく、文化や歴史に興味がある訪問者にとっても必見の施設であり、山形県の歴史や文化の理解を深めるための重要な場所です。

食の王国やまがたの味覚の魅力

山形県は「食の王国」と称され、その理由は豊かな自然環境が生み出す高品質な食材にあります。
特に、米の食味ランキングで最高評価の「特A」を複数の品種で県内全域で獲得し続けていることが大きな特徴です。
その中でも「つや姫」は、日本一美味しいお米を目指して開発され、高い評価を受けています 。
山形県鶴岡市では、海、山、平野の豊かな食材を活かした旬の料理が楽しめ、各季節ごとに異なる味覚の魅力があります 。
山形県は、その多様な食文化と、品質の高い食材によって、「食の王国」としての魅力を国内外に発信し続けています。

ラーメン消費量日本一!山形のそば・ラーメン

山形県は、ラーメンと蕎麦の豊富な麺文化が特徴的な地域です。
この地域では、ラーメン、そば、麦切りなど、多様な麺類が楽しめますが、特にラーメンとそばが重要な食文化として際立っています 。
山形県内では、村山、最上、置賜、庄内の4つの地域ごとに、ラーメンとそばの各々異なる特色を持っています 。
毎年、「ラーメン県そば王国やまがたフェスタ」というイベントが開催され、地元の有名店が一堂に会して、その多様性と麺類への愛を示しています 。
このイベントは、山形の麺文化の豊かさを県民と訪問者に広く知らしめる機会となっています。
山形のそば屋では、ラーメンも提供されることが多く、「そばラー」と呼ばれるラーメンとそばの両方を楽しめる店も存在します 。
このように、山形県では、麺類に対する深い愛と独自の文化があり、地元の人々だけでなく訪れる人々にもその魅力を伝えています。

山形県はフルーツ王国!

山形県は「フルーツ王国」と呼ばれ、特にさくらんぼ、ラ・フランス、庄内柿、梨、メロンが有名です。
豊かな自然と独自の気候が高品質な果物を育て、さくらんぼは日本一の生産量を誇ります。
また、ラ・フランスは全国生産の約80%を山形が占めるなど、各フルーツが国内外で高く評価されています。
朝日町のりんごや米沢市の舘山りんごのように、地域ごとに特色あるフルーツ栽培が行われており、山形県の果物は多くの人に愛され続けています。

山形のフルーツ①さくらんぼ

山形県は日本でさくらんぼ生産の中心地で、特に東根市、天童市、寒河江市で美しいさくらんぼ畑があります。
明治8年から栽培が始まり、現在では「佐藤錦」を含む多様な品種が栽培されています。
この品種は大正元年に生まれ、赤色が鮮やかで甘味が強いことで知られています。
山形県のさくらんぼは、日照時間が長く、寒暖差が大きい気候条件下で育つため、糖度が高く風味豊かです。
この地域のさくらんぼは日本の生産量の約70%を占め、その品質と味で観光客を惹きつけています。

山形のフルーツ②ラ・フランス

山形県の「ラ・フランス」は、日本の西洋梨生産の大部分を占める、山形県を代表する果物です。
山形県は全国のラ・フランス生産量の約80%を担っており、特に天童市はラ・フランスの日本一の生産地として知られています。
この地域は、「西洋なし王国やまがた」としても称され、西洋なしの生産量が全国で最も多く、その6割以上をラ・フランスが占めています。
ラ・フランスは見た目には色や形が不揃いで、一見すると美味しそうには見えないかもしれません。
しかし、実際に食べてみると、その上品でとろけるような味わいに驚かされます。
この独特な風味と食感は、ラ・フランスを他の西洋梨や果物と一線を画すものにしています。
山形県では、ラ・フランス以外にもいくつかの西洋梨の品種が生産されていますが、ラ・フランスがもっとも有名で、多くの人々に愛されています。
その魅力を広めるために、山形県や天童市ではさまざまな取り組みが行われています。

山形のフルーツ③庄内柿

山形県の荘内柿は、「庄内地域」特有の柿のブランドで、主に「平核無(ひらたねなし)」品種が栽培されています。
この柿は四角い形状が特徴で、種がなく、渋柿に分類されます。
炭酸処理により渋みを抜いてから消費されることが多いです。
荘内柿は、その独特の甘みと食感で知られ、ジュースやリキュールとして加工されることもあります。
庄内地方の秋の代表的な果物として、全国にその名を知られており、地元での様々な加工品開発によって、その魅力が広がっています。

山形のフルーツ④刈屋梨

刈屋梨は山形県酒田市豊川地区の刈屋、東村、明成寺などの集落で栽培されている和梨で、明治時代からの歴史を持ちます 。
この地域は、鳥海山からの恵みを享受し、特に気品あふれる甘さが特徴です 。
全国的にも有名な梨の産地であり、その美味しさは、肥沃な土地と常に西風が吹いている特殊な環境によるものとされています 。
朝霧がなく、日照時間が安定しているため、網をかけずに栽培でき、これが味に差をもたらすと言われています 。
刈屋地区での和梨栽培は、日向川と荒瀬川の恵まれた地で始まり、明治時代にさかのぼります 。

山形のフルーツ⑤庄内メロン

山形県の庄内地方で栽培されるメロンは、庄内砂丘メロンと総称され、その栽培環境と品質が高く評価されています。
この地域は砂丘地帯であり、水はけが良く、土の水分量が控えめであるため、メロンの糖度が自然と高まります。
庄内砂丘は夏には強い日差しが特徴で、これがメロンの糖度をさらに高める要因となっています。
また、庄内砂丘メロンは春から夏にかけての長い日照時間、水はけの良い砂丘地、そして豊富な地下水に恵まれていることが、これらのメロンが美味しく育つ理由です。
主に栽培されている品種には、アンデスメロン、鶴姫、クインシーなどがあり、特にアンデスメロン1号は食味が優れ、とろけるような果肉と香り、糖度の高さで知られています。
これらのメロンは、地元山形県の庄内地方だけでなく、全国の果物愛好家からも高い評価を受けています。

山形のフルーツ⑥朝日町リンゴ

山形県朝日町は、その長い歴史と独自の栽培技術で知られるふじりんごの名産地です。
明治20年代から始まったりんご栽培は、昭和46年に「無袋ふじ」の栽培技術の確立を全国に先駆けて実現しました。
この技術は、りんごの品質向上に大きく貢献しています。
朝日町では、特製のりんごに「合格」の文字を浮かび上がらせるユニークな取り組みも行われ、地域の特色を生かした町づくりが進められています。
また、朝日町の和合平地区は特に高品質なふじりんごの産地として全国的に有名であり、日本一の高値で市場取引されるなど、その品質の高さが認められています。
朝日町のりんご栽培は、豊かな自然環境と農家の情熱、継承される栽培技術が生み出す高品質なりんごで、地域の魅力として全国に知られています。

山形のフルーツ⑦米沢リンゴ

山形県米沢市は、山形県でも最も古いリンゴの栽培歴を持つ地域で、リンゴ栽培の起源は明治20年にさかのぼります。
特に、「舘山りんご」として知られる米沢市特産のリンゴは、その品質の高さで知られています。
舘山りんごの中でも「無袋ふじ」の栽培技術を昭和46年に全国に先駆けて確立したことは、地域のリンゴ栽培における重要なマイルストーンとされています。
この地域のリンゴは、昔ながらの酸味の強い紅玉も栽培されており、その味わいは多くの人々から好評を得ています。
さらに、米沢市ではリンゴを使った地域おこしも行われており、例えば、地元の中学校では3年生の生徒に合格祈願のメッセージが入った特製のりんごを贈るなど、コミュニティに根差した取り組みが見られます。
また、米沢市はりんご狩りの体験も提供しており、訪れる人々にりんご栽培の魅力を直接伝える機会を提供しています。
これらの取り組みは、米沢市がりんご栽培にかける情熱と、りんごを通じて地域コミュニティを豊かにする試みを示しています。
米沢市のりんごは、その歴史的背景と地域社会への貢献を通じて、単なる果物以上の価値を持っています。
この地域特有の気候と土壌が育むりんごは、山形県を代表する果物の一つとして、地元住民はもちろんのこと、遠方からの訪問者にも愛され続けています。

山形特産のお肉

山形県は、黒毛和種を中心とした高品質な牛肉「山形牛」、細やかな肉質の「山形豚」、および他の肉類を提供しています。
山形牛は、県内で長期にわたり肥育された未経産の雌牛や去勢牛で、日本食肉格付協会から肉質3等級以上と認定されています。
これらの肉類は、豊かな自然環境と細心の飼育管理により、優れた味わいと品質が保証されています。
山形県産の肉は地元食文化を支え、健康的な消費が推奨されています。

山形特産のお肉①牛肉

山形牛は、山形県内で長期にわたって肥育された黒毛和種の中から、特に厳しい基準を満たした未経産の雌牛や去勢牛のみが名乗ることができるブランド牛肉です。
この肉質は、公益社団法人日本食肉格付協会によって4等級以上と評価されており、きめ細やかでとろけるような舌触りが特徴です。
山形牛は、その豊かな自然環境と細やかな飼育管理によって、上質な味わいと甘い脂肪の旨みを提供します。
同じく山形県を代表するブランド牛肉として、米沢牛もまた高い評価を受けています。
米沢牛は、山形県米沢市周辺で肥育される黒毛和種で、日本三大和牛の一つに数えられます。
米沢牛の特徴は、その柔らかな肉質と、甘みを帯びた上質な脂肪、繊細な旨味です。
この特別な風味は、厳しい気候と肥沃な土地、長年にわたる飼育のノウハウが生んだ結果です。
米沢牛もまた、その地域特有の自然環境と精巧な飼育技術により、最高級の味わいを提供しています。
これら二つのブランド牛肉は、山形県の豊かな自然と、牛肉生産に対する熱意と専門知識が生んだ、日本を代表する美食の宝です。

山形特産のお肉②豚肉

山形県の豊かな自然環境下で育てられる豚肉は、三元豚に代表されます。
三元豚は、その細かな肉質としまり、豊かな旨みを持つ脂質で特徴付けられています。
この豚肉は、品質向上や生産・販売の拡大を目指し、庄内、最上、村山、置賜の各地域で創意工夫を凝らして養豚されています。
山形県の養豚業は、安全で安心な美味しさを追求しており、地域ごとに異なるブランド戦略により、高品質な豚肉の生産に努めています。
これらの努力により、山形県産の豚肉は、細やかな飼育管理と自然の恵みを活かした高品質な肉質を消費者に提供しています 。

庄内地方の海の幸

山形県は、豊かな自然と日本海に面した恵まれた地理的条件から、年間を通じて多様な海の幸が揚がる地域です。
特に庄内浜は、その豊富な魚介類で知られており、季節ごとに様々な種類の海産物を楽しむことができます。
春にはサクラマス、初夏にスルメイカ、夏には天然岩牡蠣が名物であり、秋には鮎やサワラ、冬には寒鱈といった季節感あふれる海の幸が特徴です。
これらの海産物は、新鮮なまま地元の食卓や飲食店に供され、訪れる人々を魅了しています。
山形県の海の幸は、地域の食文化を支える重要な資源であり、地元の漁師たちの努力と地域全体での品質へのこだわりによって支えられています。
これらの美味しい海の幸を堪能することは、山形県を訪れる観光客にとっての大きな魅力の一つであり、地域経済にとっても重要な役割を果たしています 。

山形の自然、山菜ときのこ

山形県は、その豊かな自然環境の中で、多種多様な山菜やきのこが自生する地方として知られており、これらは地元の食文化や伝統に深く根ざしています。
特に春から秋にかけて、山形県の森林は山菜ときのこの宝庫となり、たらの芽、しいたけ、えのきたけ、ぶなしめじなどが豊富に採れます。
県土の約7割を占める森林からは、これらの特用林産物が生産され、地域経済における所得向上や雇用機会の創出に貢献しています。
山形県では、山菜・きのこの持続可能な利用と保護に力を入れており、採取に際しての注意喚起や安全性の確保に努めています。
また、自生山菜や野生きのこの出荷制限や自粛要請がある一方で、栽培されたきのこについてはそのような制限がなく、安定的に供給されています。
山形県山菜・きのこ振興会は、これらの自然資源の魅力の普及に努め、山菜ときのこに関する知識の共有を行っています。
これらの山菜やきのこは、地元の料理や加工品の原材料として不可欠であり、地元民だけでなく観光客にも愛されています。
山形県の豊かな自然が育む山里の幸は、訪れる人々に四季折々の味覚を提供し、山形県の自然の恵みを象徴する貴重な資源となっています。
山形県は、その豊かな自然環境の中で、多種多様な山菜やきのこが自生する地方として知られており、これらは地元の食文化や伝統に深く根ざしています。
特に春から秋にかけて、山形県の森林は山菜ときのこの宝庫となり、たらの芽、しいたけ、えのきたけ、ぶなしめじなどが豊富に採れます。
県土の約7割を占める森林からは、これらの特用林産物が生産され、地域経済における所得向上や雇用機会の創出に貢献しています 。

①庄内地方の山菜・キノコ

日本一の生産量を誇る「わらび」や、庄内の「孟宗竹」など、多様な山菜が採れることで知られています。
この地域の気候と土壌は、山菜が育つのに適しており、春には「ふきのとう」や「うるい」など、早春から晩春にかけて様々な山菜が楽しめます。

②最上地方・村山地方の山菜・キノコ

西村山地方では「ねまがりたけ」といった山菜が特に有名です。
この地域もまた、山形県内で山菜採りの名所として知られており、地元の人々や観光客によって訪れられます。

また舟形町はマッシュルームの生産で知られ、新鮮なマッシュルームは地元の食卓だけでなく、県外への供給も行われています。
山形県最上郡舟形町は、高品質なマッシュルームの産地として特に著名です。

山形の郷土料理

山形県の郷土料理は、豊かな自然と季節の変化を反映した多様な食文化を有しています。
特に「芋煮」は秋になると県内全域で楽しまれる代表的な料理で、里芋、牛肉、こんにゃく、ねぎなどの具材を使い、シンプルながらも深い味わいが特徴です。
また、新鮮な山菜を利用した「山菜の天ぷら」や夏野菜を使用した「だし」など、地域に根ざした食材を活かした料理が数多く存在します。
これらの郷土料理は、地元の人々の生活と密接に関わり、季節ごとの恵みを味わう山形県ならではの食文化を形成しています。
山形の食文化は、その地域性と伝統を大切にしながらも、次世代に伝えていくべき貴重な文化遺産として、地域内外で高く評価されています。

オススメ郷土料理①芋煮(いもに)

芋煮は山形県を代表する郷土料理で、里芋の収穫期にあたる秋から冬にかけて親しまれています。
この料理は、里芋をメインに、牛肉や豚肉、こんにゃく、ネギなどを煮込んだシンプルながら深い味わいが特徴です。
特に、秋になると芋煮会と称して、家族や友人、地域コミュニティが集まり、河川敷などの屋外で大鍋で煮込みながら食べる風習があります。
この習慣は、山形県民のコミュニケーションや交流の場としても重要な役割を果たしています 。

オススメ郷土料理②山菜の天ぷら

山形県には豊かな自然が広がっており、春にはさまざまな山菜が採れます。
その中で、わらびやタラの芽、こごみ、こしあぶら、うど、ふきのとう、しどけなど、新鮮な山菜を使った天ぷらは春の訪れを告げる郷土料理として知られています。
山菜の独特の風味を衣に包み込んで揚げることで、ほろ苦さや爽やかさを引き立てる山形県ならではの味わいが楽しめます。
この料理は、地元の人々に長く愛されている春の定番料理であり、家庭での食卓はもちろん、地元の飲食店でも提供されています 。

オススメ郷土料理③山形の「だし」

山形県の夏の定番料理「だし」は、野菜を生で手軽に味わえる郷土料理です。山形の夏は高温多湿であり、この暑さを乗り切るために生のまま食べられる野菜の料理が発展しました。
主な材料は、きゅうり、なす、みょうが、しそ、昆布など、夏野菜を中心に細かく刻んで、醤油で漬け込むことで作られます。
シンプルながらも、野菜のフレッシュな味わいと醤油の旨みが絶妙にマッチし、食欲をそそる一品です。
夏場の時短料理としても重宝され、現在では年間を通じて楽しまれる家庭料理として親しまれています。
山形では、この「だし」をご飯の上にのせたり、そうめんのつゆとして利用したりするなど、様々な食べ方で夏の食卓を彩っています。

子どもと楽しめる山形

山形県は子どもと一緒に楽しめるスポットが豊富です。
東北最大級の遊園地「リナワールド」では、家族で一日中遊べる多彩なアトラクションが魅力です。
自然豊かな「西蔵王アスレチック」では、森の中でアクティブに体を動かせます。
「加茂水族館」は、クラゲ展示で有名で、幻想的な水中世界を体験できます。
科学好きの子どもには「山形県産業科学館」がおすすめで、実験や展示を通して学びが深まります。
「スタジオセディック 庄内オープンセット」では、映画の世界に触れることができます。
これらの施設は、山形県の自然や文化を背景に、子どもたちが遊びながら学べる体験を提供しています。

子どもと楽しめる施設(1)リナワールド

リナワールドは、山形県上山市に位置する東北最大級の遊園地です。
このファミリー向けアトラクションは、さまざまな乗り物やゲーム、エンターテイメントを提供しており、子供から大人まで楽しめる内容が充実しています。
園内には、自分で操作できる車や全長63.3メートルのコースを疾走するアトラクションなど、幅広い年齢層に対応した楽しみ方があります。
アクセスや営業時間などの詳細は公式サイトで確認でき、家族連れや友達同士での思い出作りに最適な場所として親しまれています。
山形県を訪れる際には、最高の思い出を作ることができるリナワールドへの訪問をおすすめします

子どもと楽しめる施設(2)西蔵王アスレチック

西蔵王公園は、山形市街地から車で約20分の場所にある山形県山形市の大型公園です。
蔵王山系の緑豊かな自然に囲まれたこの公園は、県内最大級の規模を誇り、様々なユニークな遊具が点在する「森のアスレチックエリア」が特に人気です。
アスレチック遊具やすべり台をはじめ、自由度の高い遊具が多く配置されており、子供たちに大変人気のスポットとなっています。
加えて、キャンプ場やバーベキュー広場、芝生広場などがあり、ハイキングやピクニックに最適です。
四季折々の自然を楽しめる西蔵王公園は、家族連れにおすすめのレジャースポットとして、訪れる人々に楽しい時間を提供しています。

子どもと楽しめる施設(3)加茂水族館(クラゲドリーム館)

加茂水族館(クラゲドリーム館)は山形県鶴岡市に位置し、クラゲの展示で世界的に知られるユニークな水族館です。
60種類以上のクラゲを展示し、その数と種類の豊富さでは世界一を誇ります。
この水族館の特徴は、クラゲがゆったりと漂う姿を幻想的な照明のもとで観察できる「クラネタリウム」など、クラゲを通じて神秘的な海の世界を体験できる点にあります。
訪れる人々に海の生き物の美しさと神秘を伝える加茂水族館は、科学的な知識の普及にも貢献しており、子どもから大人まで幅広い世代に人気のスポットです。
そのユニークなコンセプトと展示内容で、地元はもちろんのこと、国内外から多くの観光客が訪れます。

子どもと楽しめる施設(4)山形県産業科学館

山形県産業科学館は、山形県山形市に位置し、科学と産業の面白さや魅力を体験を通じて学べる施設です。
特に2階と3階の展示エリアでは、地域の自然環境や日常生活に密接な関係があるテーマを探求し、県内の産業発展の歴史や県内企業の最先端技術を紹介しています。
訪問者は、科学の原理を実験を通して直接体験することができ、環境について学べる体験装置や簡単な工作を楽しむコーナーも充実しています。
教育的な側面に加えて、親子で楽しめる工夫が施されており、科学の不思議や楽しさを幅広い世代に伝える役割を果たしています。

子どもと楽しめる施設(5)スタジオセディック 庄内オープンセット

スタジオセディック 庄内オープンセットは、山形県鶴岡市羽黒町に位置する、映画やテレビドラマの撮影に使われる屋外セットです。
この広大な敷地(約88ヘクタール、東京ドーム約20個分の大きさ)は、月山山麓の豊かな自然に囲まれ、江戸時代の宿場町、漁村、農村、山間集落など様々な時代や場面を再現したセットがあります。
これらのセットは、撮影以外の時も一般公開されており、訪れる人々に映画の世界に入り込んだような体験を提供します。
映画やドラマのファンはもちろん、歴史や文化に興味のある人々にとっても魅力的なスポットであり、山形県の観光名所として人気があります 。

信仰とパワースポットとしての山形

山形県は信仰の地としても知られ、数々のパワースポットが存在します。
その中でも特に有名なのが、鶴岡市にある羽黒山五重塔と出羽三山神社です。
これらの場所は、自然の美しさとともに深い信仰心を感じさせます。
また、米沢市の上杉神社は、戦国時代の名将・上杉謙信を祀り、訪れる人々に勇気と力を与えてくれます
。高畠町の亀岡文殊堂は、学問の神様として知られる文殊菩薩を祀り、知恵と学びの場として親しまれています。
さらに、朝日町の空気神社は、その名の通り清浄な空気と自然に囲まれ、訪れる人の心を浄化します。
これらのスポットは、山形県の豊かな自然と歴史を背景に、訪れる人々に平穏と癒しを提供しています。

山形のパワースポット(1)出羽三山神社(鶴岡市)

出羽三山神社は、山形県鶴岡市に位置し、羽黒山、月山、湯殿山の三つの聖山を祀る神社です。
これらの山々は、日本有数のパワースポットとしても知られ、神仏習合の修験道の中心地として古くから重要な役割を果たしてきました。
明治時代に神仏分離令により、これらの山は神道の神山として位置付けられ、羽黒山は稲倉魂命、月山は月読命、湯殿山は大山祇命を主祭神としています。
出羽三山は、自然と信仰が息づく場所として、多くの参拝者や登山者を引きつけ、その美しい自然と共に豊かな文化財を有しています。

山形のパワースポット(2)羽黒山五重塔(鶴岡市)

羽黒山五重塔は、山形県鶴岡市の羽黒山参道に位置し、東北地方で最古の塔とされています。
この国宝は、伝説によれば平将門によって創建されたと言われていますが、現在の塔は約600年前に再建されたものです。
高さ29メートルのこの五重塔は、三間五層の杮葺(こけらぶき)と素木造り(しらきづくり)で構成されており、その長い軒は飛び立つ白鳥の翼のように美しく、四季折々の自然の中で優美な姿を見せています。
羽黒山は東北仏教文化の中心地としても知られ、山内には多数の文化財がありますが、五重塔はその中でも特に重要な存在です。

山形のパワースポット(3)上杉神社(米沢市)

上杉神社は、山形県米沢市にある神社で、戦国時代の名将、上杉謙信を祭神としています。
米沢城本丸跡に建てられたこの神社は、謙信公を「軍神」として仰ぐ多くの人々にとって信仰の対象であり、訪れる者に開運招福や学業成就などをもたらすとされています。戦国最強の武将として知られ、義を重んじた謙信の遺徳を今に伝える場所として、また、謙信ゆかりの品々を展示する歴史的価値の高いスポットでもあります。米沢市の観光名所としても人気があり、美しい自然に囲まれた松が岬公園内に位置しており、訪れる人々に心の平穏をもたらす神聖な場所です 。

山形のパワースポット(4)亀岡文殊堂(高畠町)

亀岡文殊堂は、山形県高畠町に位置し、真言宗智山派に属する松高山大聖寺の俗称です。
807年、東北地方布教を目的に訪れた徳一上人により創建されたと伝えられます。
この寺院は、その山容が五台山に似ていることから選ばれ、奈良県の安倍文殊院、京都府の切戸の文殊とともに日本三文殊の一つと数えられています。
参道入口には仁王門が立ち、杉の木が高くそびえ立つ美しい自然に囲まれています。
境内は約2万坪に及び、境内続きの山林も含めるとその広さは更に大きくなります。

山形のパワースポット(5)空気神社(朝日町)

空気神社は山形県朝日町にある、世界でも珍しい「空気」を御神体とする神社です。
平成2年に建立され、宇宙を創るとされる五元素「木・火・土・金・水」のモニュメントが参道に配置されています。
朝日町では毎年6月5日の世界環境デーを「朝日町空気の日」とし、空気神社で「空気まつり」が開催され、神社本殿の特別公開などが行われます。
この神社は、かけがえのない大気の重要性を象徴し、自然への敬意を表しています。

山形のパワースポット(6)熊野大社(南陽市)

熊野大社は、山形県南陽市宮内に鎮座し、1200年の長い歴史を誇る由緒ある神社です。
東北地方で随一の歴史と規模を持つとされ、山形県重要文化財に指定されている拝殿で神前式が執り行われることでも知られています。
この神社は、「東北の伊勢」とも呼ばれ、その名の通り、伊勢神宮と同じく日本の神々を深く尊ぶ場所として知られています。
特に縁結びの神として信仰を集め、多くの参拝者が訪れます。
熊野大社は、和歌山県の熊野三山、長野県の熊野皇大神宮と共に「日本三熊野」の一つと数えられています。
この地が持つ霊的な力は多くの人々を惹きつけ、山形県内有数のパワースポットとされています。
参拝者は、お守りやご朱印を求め、また、熊野大社会館の證誠殿で行われる様々な神事やイベントに参加することができます。
熊野大社の魅力は、その歴史だけにとどまらず、豊かな自然に囲まれた神聖な場所としての美しさにもあります。
訪れる人々に平穏と幸福をもたらすと信じられており、年間を通じて多くの人々がこの地を訪れます。

自宅でも山形を楽しもう!山形のお土産・名物なら「清川屋」

自宅にいながら山形の味を楽しむなら、清川屋の商品を召し上がってみてはいかがでしょうか?
清川屋には、「地域性・本物志向・おいしさ」にこだわった山形のお土産や名物商品を数多く取り揃えております。

“山形の名物ロールケーキ”と紹介されることもある「ほわいとぱりろーる」は、その独特な柔らかさと優しい甘さで多くの人々を魅了しています。2022年1月にはテレビ朝日系列『ザワつく!金曜日』でプレーン味が、2024年4月にはTBS系列『櫻井・有吉 THE夜会』で季節限定・いちご味が放映されるなど、メディアでもご紹介いただくことの多いスイーツです。
また山形を代表する食材・フルーツを使ったお菓子も人気です。「元祖白山だだちゃまんじゅう」は、山形県庄内地方の名産・だだちゃ豆を使った和菓子。ふっくらとした皮の中に甘くて柔らかいだだちゃ豆餡がたっぷりと入っており、一度食べたら忘れられない味わいです 。
旬の果物を使った商品には、例えばさくらんぼを使った「山形さくらんぼマドレーヌ」はがあります。さくらんぼの本場・山形で採れた佐藤錦を使用し、ほどよい甘さと果実の酸味が絶妙なお菓子です 。
また、山形を代表するブランド米「つや姫」の米粉で作られたクッキー「山形のゆきどけ」は、素材を活かした味わいと、口の中でほろっとほどけるような食感が楽しめます。

清川屋は、山形県内の駅や空港など交通の要所に10店舗のお店を構えています。また通信販売もございますので、直接山形に足を運ばずともご自宅で旅行気分を味わうことも可能です。こだわりのお土産・名物商品を通じて、山形の豊かな自然・地元の美味しさを感じてみませんか?

〈まとめ〉楽しい観光地がたくさん!山形に旅行してみませんか?

山形県は自然、温泉、食文化、歴史的名所が融合した魅力的な地域です。
立石寺や、霞城公園、最上川舟下りなど見どころ満載な観光スポットや、蔵王温泉、銀山温泉などの名湯として知られる温泉地が多く存在しています。また、上杉博物館や土門拳記念館といった施設で山形の歴史や文化を深く知ることができます。
さくらんぼをはじめとした旬の果物、ご当地ラーメン、山形牛など豊富な食文化も楽しめ、子ども向けのアクティビティも充実しています。

これからの行楽シーズン、ぜひ一度山形を訪れてみてはいかがでしょうか。

 

山形のお土産は清川屋各店でどうぞ!

清川屋 店舗一覧

山形県内10店舗、宮城県内に2店舗、計12店の実店舗と、通信販売事業ではカタログ販売、
ネット販売、ふるさと納税サイトからお買い求めいただけます。